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(回答先: 大手銀の給料“異変”、同じ銀行内でも格差 (夕刊フジ) 投稿者 乃依 日時 2004 年 1 月 07 日 00:03:58)
[東京三菱銀] 賞与引き上げへ 大手行初 最高益の見通し立ち
2004 年 1 月 6 日
http://news.msn.co.jp/newsarticle.armx?id=658347
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東京三菱銀行は5日、公的資金の投入を受けて98年の冬から段階的に引き下げてきた行員のボーナス(賞与)を、04年度から引き上げる方針を固めた。大手行グループで唯一、公的資金を完済し、04年3月期に過去最高益を達成する見通しとなったためで、役員報酬も引き上げる方向。公的資金の投入以降、大手行は賞与や役員報酬の大幅カットを続けているが、賞与の本格的引き上げは東京三菱が初めて。
行員の賞与と役員報酬をどの程度引き上げるかは今後調整するが、10%以上の引き上げになるものと見られる。同じ三菱東京フィナンシャル・グループの子会社である三菱信託銀行も、追随する可能性が高い。
東京三菱は、98年3月に金融機能安定化法に基づく公的資金の投入を受けたため、一般行員の賞与を同年冬に12%カットした。00年に公的資金を返済したことから、同年冬の賞与は3%だけ引き上げたが、その後、大幅な最終赤字に陥ったため、01年度と03年度の2回にわたり10%のカットを行っている。役員報酬についても、公的資金投入の際に最大3割カットして以来、数度にわたって引き下げていた。
こうした中、公的資金をすでに完済していることに加え、04年3月期は2期ぶりに3400億円の最終黒字になる見通しになった。さらに、懸案だった不良債権比率も01年9月末の9%台から、04年3月末には2%台に大幅に低下することが確実なことから、「一般行員の賞与と役員報酬を引き上げる環境が整った」(東京三菱銀行幹部)と判断した。ただ、96年夏からゼロが続いている役員賞与は、今回は引き上げを見送る考え。
三菱東京グループ以外の大手行は、公的資金を完済していないため、賞与や役員報酬の本格的な引き上げは難しい状況。大手行の中では、東京三菱の給与が最高水準にあり、今回の賞与引き上げで他行との給与格差が一段と拡大する可能性が高い。【藤好陽太郎】