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(回答先: 政府・日銀、大規模円売り介入を実施 [日本経済新聞]【対米貢納:年間20兆円か2000億ドルの目標クリアに向け1兆円規模】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 11 日 03:31:52)
12月12日(ブルームバーグ):東京短期金融市場では、足元資金の余剰感が一段と強まりそうだ。日銀による超緩和的な金融調節の影響や、10日に実施された大規模な円売り介入の資金が流入するためだ。余剰資金が膨らんでいる銀行では日銀による吸収オペに期待が強いうえ、年末越えの運用を積極化する様子も見られる。
日銀が発表したこの日の資金需給によると、財政資金の払い(余剰)は7900億円。短資会社各社の事前予想は、源泉税揚げなどの要因で4000億円から6000億円の揚げ(不足)となっており、1.2-1.4兆円の大幅な上振れ。政府・日銀が10日夕方以降に実施した大規模な円売り介入の影響とみられる。
午前9時20分の定例金融調節は見送られると予想され、この日の日銀当座預金残高は前日比5600億円増加の30兆3500億円となる見込み。日銀は11日午後、この日にスタートする吸収オペ5000億円を実施している。
為替市場での円売り介入は外為取引の多い大手金融機関に資金が集まりやすく、もともと手元資金がだぶついている大手銀行などでは余剰感が一段と強まりそうだ。15日の年金払い日を控えて地方銀行勢の運用意欲も高まっており、吸収オペへの積極応札や市場での積極運用が見込まれる。
前日に実施された手形売り出し5000億円と1兆円の資金吸収オペでは、それぞれ5倍程度の応札が集まり、落札は下限0.001%で20%程度の低い案分だった。大手銀行や地方銀行が積極的に応札したもよう。市場では、15日スタートの吸収オペが1兆円程度追加されるとの期待もある。
無担保コール取引では、年末越えの1カ月物が0.005%近辺まで低下しているもようだ。一部の銀行がまとまった資金の運用意欲を示している。一方、レポ(現金担保付債券貸借)の銘柄を特定しない取引でも、1カ月物を0.001%で運用する動きが見られ、担保付の取引では更に運用が強いようだ。
東京三菱銀行資金証券部のトレーダーは、「年末の資金繰りは目処がついている金融機関が多いうえ、今月下旬にかけての資金不足期には日銀の供給オペも予想される。15日の年金払い日から年末にかけては資金余剰感が一段と強まりそうだ」という。
[ 2003年12月12日8時8分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=12bloombergto7087794&cat=10