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(回答先: 経済財政諮問会議:中期展望改定案を提出 デフレ脱却へ加速 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 11 日 03:21:15)
[東京 10日 ロイター] 竹中経済財政・金融担当相は、今夕の経済財政諮問会議に、「デフレ問題についての論点整理」を提出した。これは、5日の諮問会議で行われた議論を整理したものだという。
デフレについての現状判断としては、国内企業物価・消費者物価はおおむね横ばいとなっているが、物価を下支えする要因が一時的なものにとどまる可能性があることなどから、「緩やかなデフレ(持続的な物価下落)状況にある」としている。
物価動向の判断としては、「GDPデフレーターには、技術革新が進み物価が下がる状態において、下落幅が他の物価指数に比べて大きめになる傾向があること踏まえて、物価・経済情勢を判断する必要がある」との意見があったことを紹介。そのうえで、「種々の物価動向を適切に判断しながら、物価・経済情勢を適切に判断していく必要がある」ことで意見が一致した。
デフレ克服に向けては、「構造改革を加速・拡大するとともに、デフレ克服を目指して政府・日銀は協力して取り組むことが必要だ」ということで意見が一致。ただ、「デフレは貨幣的な現象であり、マネーサプライの増加は物価の上昇に直接的に結びつく」との意見があった半面、マネーサプライはほとんどが企業や家計の保有する預金であり、これが増加するということは預金貸出が増加することを意味しているとし、「資金需要面からは企業活動の活発化、資金供給面からは不良債権問題等の構造問題の解決が重要であり、実体面と金融面をあまり分離して論じるべきではない」との意見もあり、意見が分かれたとしている。