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政府の経済財政諮問会議(議長・小泉純一郎首相)が10日夕、首相官邸で開かれ、竹中平蔵金融・経済財政担当相が、経済政策の中期ビジョンである「構造改革と経済財政の中期展望」(改革と展望)の03年度改定原案を提出した。原案では「04年度の不良債権問題の終結」「10年代初頭のプライマリーバランス(財政の基礎的収支)の黒字化」など前年度改定の政府目標を基本的に踏襲。構造改革や金融システム強化など、政府・日銀一体でデフレ脱却への取り組みを加速させる内容だ。
一方、自民党が衆院選の公約とした「06年度の名目成長率2%」などの中期的な経済成長率目標について、竹中担当相は会議後の会見で「政府・与党の一体感のあるものになる」と述べ、正式な政府目標として「改革と展望」にも盛りこむ方針を示した。また、竹中氏は同日の会議で、毎年12月〜1月に諮問会議がまとめている翌年度の予算編成の基本方針と政府経済見通し、「改革と展望」の3点を来年度から一体化する方針を示した。
物価については「消費者物価など種々の物価関連統計を総合的に勘案する必要がある」と明記し、デフレ脱却の物差しとしては消費者物価指数(CPI)や総合的な物価変動を示すGDPデフレーターなどを総合判断する必要性を強調した。【若島正浩】
[毎日新聞12月10日] ( 2003-12-10-23:23 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20031211k0000m020101000c.html