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ボーダフォンのグリーン社長:携帯電話シェア30%、2010年までに狙う (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=18bloombergto2301617&cat=10
11月18日(ブルームバーグ):世界最大の携帯電話会社である英ボーダフォンの日本拠点、ホーダフォンのダリル・グリーン社長は18日、日本での携帯電話加入者数のシェアを2010年までに30%に引き上げる計画を明らかにした。日本の携帯電話事業を成長分野と位置付け、第3世代携帯電話(3G)の新製品投入などでシェア急拡大を狙う。
ブルームバーグ・ニュースとのインタビューでグリーン社長は、日本の携帯電話の市場シェアについて「30%のシェアを早く取りたい。2010年までには取りたい」と強調した。ボーダフォンの携帯電話シェア(9月末)は18.6%。グリーン社長は日本の通信市場を主導していくためにはあと10ポイント程度はシェアが必要とみている。 2010年の携帯電話市場は人口に対する普及率が80-85%(現在は62%)に達していると予想、携帯電話市場全体で1億台強、このうちの3000万人、3割、を取る方針だ。 グリーン社長は、日本のホーダフォン親会社、日本テレコムホールディングス(HD)の社長に12月9日付で就任する。日本テレコムHDは同10日付で社名を「ボーダフォンホールディングス」に変更、グリーン社長は名実ともにボーダフォンの日本拠点のトップに就く。
季節は「春」
ボーダフォンの上期携帯電話純増シェアは21.4%と1-3月(29.9%)に比べて大きく落ち込んだ。特に第2四半期(7-9月)は11%に急落した。携帯電話端末の機能や価格で他社に比べて優位性を出せず、また人気の端末は品薄になるといったことが響いた。 こうした厳しい現状のなかでシェア拡大を掲げるグリーン社長は「企業でも自然でも季節がある。現在は種を蒔く『春』である」と位置付けた。2003年度はシェア拡大に向けた基盤を整備する時期、準備期間であるとの考えだ。 シェア拡大を目指した下期以降の具体的な戦略についてグリーン社長は「本当の3G携帯の特徴を生かしたサービスを手掛ける」と述べ、ゲームをはじめとする非音声分野での新コンテンツ(情報の中身)を投入する意向を示した。 また、シェア拡大に際しては他社を買収するといった方法は考えず、「自分たちの力で、われわれを信頼している顧客と従業員と株主のためにやる」と強調した。さらに、ボーダフォン日本法人について「3200人の人員でこれだけの企業をまわしているのは効率がいい」と述べ、リストラは一切考えていないことを示した。
日本テレコムHDの株価終値は前日比6000円(1.8%)高の33万3000円。
[ 2003年11月18日19時55分 ]