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大豆、ひっ迫感強まる/米国の期末在庫、27年ぶり低水準
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/news/index1.html
国際市場で大豆の逼迫(ひっぱく)感が強まっている。米国農務省(USDA)が十二日に発表した二〇〇三/〇四年度(〇三年九月〜〇四年八月)の穀物と大豆の需給見通し(十一月一日現在)によると、期末の米国の大豆在庫は、三百三十九万トンで、干ばつで減収となった一九七六/七七年度以来、二十七年ぶりの低水準に落ち込む見通しだ。JA全農では「養鶏などの飼料価格の上昇材料にもなる」と警戒している。
〇三/〇四年度の予想価格は前月の発表に比べ一割近く上昇し、一ブッシェル(二十七・二キロ)当たり六ドル六十五セント〜七ドル五十五セントの高水準になった。世界の植物油や飼料向けの大豆ミール(かす)の価格の上昇につながりそうだ。
今回の発表で一番注目されたのが、「中国がどれだけ大豆を輸入するのか」(大手商社)。前月の見通しでは、中国の輸入量は二千五十万トンだったが、この日の発表では二千二百万トンに膨らんだ。一気に百五十万トンも輸出市場が拡大したことが、予想 価格を押し上げた。
経済成長で中国国内の植物油、飼料需要が増え、輸入が自由化されていることが輸入増の原因とみられる。