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2003年11月01日(土)
米の11%は飢餓世帯 米農務省まとめ
貧富の格差拡大
【ワシントン=気仙英郎】米農務省は三十一日、米国の一億八百万世帯のうち11%にあたる約千二百万世帯が昨年、十分な食料を買う余裕がない状態に置かれ、そのうちの32%にあたる三百八十万世帯では、家族の誰かが数回食事を抜く経験をしたとする報告をまとめた。米国の“飢えた世帯”の数は三年連続の増加。七−九月期の実質成長率が年7・2%を記録するなど米経済は回復基調にあるが、一方で富裕層と貧困層の格差が広がっていることを裏付ける内容となった。
同省によれば、十分な食料を買う余裕がない状態に置かれた世帯は、二〇〇一年は前年比8%増、〇二年は同5%増と増加の一途をたどっている。さらに、昨年の国勢調査に基づいて推計したところ、三百八十万世帯で十分な食料が買えずに、食事を抜かざるをえない状態にあることが分かった。
米国では貧富の差が社会問題となり、昨年の貧困者数は三千四百六十万人と前年比百七十万人が増加するなど年々その傾向が強まっている。同省では「昨年は二十六万五千世帯の子供たちが食事を満足にとれない経験をしている」と話している。
http://news.goo.ne.jp/news/sankei/kokusai/20031101/KOKU-1101-05-15-44.html