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中国人民銀行(中央銀行)は27日、今年第3四半期の「中国貨幣政策執行報告」を発表した。報告では、貸付金の急激な増加傾向に歯止めがかかり始めていることが明らかになった。
統計によると、広義マネーサプライ(M2)の前年同期比増加率は、第1四半期末には18.5%、第2四半期には20.8%(うち8月は前年同月比21.6%増)と増加傾向だったが、第3四半期には20.7%となり、ほぼ横ばいだった。
また、人民元の新規貸付金は、第1四半期が8082億元、第2四半期が9728億元と増加傾向だったが、第3四半期は減少に転じ、6905億元(前期比2823億元減)となった。金融機関による貸付金の急激な増加がやや減速している。
不動産関連の貸付業務に関しては、中央銀行は引き続き国務院の指示に従い、不動産などの資産の価格変動に注目するとともに、不動産分野での不良債権増加、新たな金融リスクや実体経済へのマイナス影響を防止していく。また不動産関連貸付を規範化すると同時に、不動産デベロッパー向けの融資モデルを関連部門との連携で開発し、株式担保融資やプロジェクト融資などの形で、不動産市場の健全な発展をバックアップする。(編集KS)
「人民網日本語版」2003年10月28日
http://j.peopledaily.com.cn/2003/10/28/jp20031028_33558.html