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発売 マイケル・ムーアの新著「DUDE、WHERE’S MY COUNTRY?」
(要旨を明確化するため、「件名」を、全面改定いたしました。)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
投稿 平成15年10月14日22時38分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十月十四日(火)
(第七百三十回)
○十月七日発売のマイケル・ムーアの新著、
DUDE、WHERE’S MY COUNTRY?到着。
○「DUDE(デュード)」
これは、辞書には「気取り屋」、とある。
○多分、ジョージ・ブッシュ(息子)大統領を指したことばであろう。
○この本の表紙は、きわめて強烈だ。
○米英軍が過日、バクダットを占領した直後に、都心のフセイン大統領の
銅像を引き倒した。
その光景に引っかけて、マイケル・ムーアがブッシュの銅像を引き倒して
いるところ、そしてそのそばに、米国ワシントンDCの国会議事堂。
その前に軍隊在り、
「LEAVE NO BILLIONNAIRE BEHIND」と言う、幕が張ってある。
○本書に於て、M・ムーアは、
「レジーム・チェンジ」を主題とした、と言う。
○「レジーム・チェンジ」とは、米国ネオコンが、米国の意に反する
ならず者国家(とレッテルを張られた)の体制を変革するぞ、と脅迫
し続けて居る、そのことをもじって居る。
○つまり、ムーアは、
米国の国家体制のレジーム・チェンジを仕掛けるわけだ。
○巻頭の献辞。これは三件あり。
○一件は、
レイチェル・コリーにささげる。
私は永久に彼女の勇気を私のものとしたい。
私は彼女の死を無駄にはしないであろう。
○他の二件については今のところよく分らない。これは後で調べよう。
○レイチェル・コリーについては、小紙(週刊日本新聞)上で何度も取り
上げた。
○また、テックス・マーズのレイチェル・コリーを追悼し、彼女の遺志を
生かすよう訴えた文章の日本語訳を、「週刊日本新聞」紙上に掲載して
ある。
○このレイチェル・コリーについての態度を見ると、マイケル・ムーアは、
明確な、反シオニスト・イスラエル、新パレスチナの立場に立って居る
ようだ。
○第七章(全十一章)では、ムーアは、アメリカ資本主義の現状を批判する。
○CEO(最高経営責任者)の給与とその会社の平均賃金の比率。
英国は、二十四倍。
ドイツは、十五倍。
スエーデンは、十三倍。
そして、
米国は、四百十一倍。
○日本での比率は知らない。
○しかし、多分、少し前までは、せいぜい、七、八倍か。
○そこで、米国(イルミナティ)の手先、売国奴「エコノミスト」、売国奴
学問奴隷、売国奴極悪国賊マスコミ、売国奴官僚、売国奴政治家、など
などは、即刻、一切のルールを米国化せよ、と、この十年ないし二十年来
わめき立てて来た。
○日本のCEOも、米国並みに、
平均社員給与の四百倍に、
などと言いたい。
○とすると、日本のCEOは、十億円ないし二十億円の年収を保障される
わけか。
○これこそ、日本の「構造改革」の完成、大勝利、万歳、万歳、万々歳、と
言うことに成るのであろう。
○マイケル・ムーアのこの本は、十月七日発売。
初版百万部、と言うことは既に報じた。
○彼はこれから、本気で米国の「レジーム・チェンジ」に挑戦する
つもりのようだ。
(了)
●[注]
巻頭献辞の三件中のあと二件は、
for Ardeth Platte,Carol Gilbert will I go sit in their
cell they would come Sit in mine
for Ann Sparanese One Simple act,a voice was saved are
there a million move of her to save us all
〜関連
正真正銘の極悪売国奴集団としての、今、登場しつつある新しい日本のいわゆる「上流階級」。[週刊日本新聞]
http://www.asyura.com/0306/bd28/msg/173.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 7 月 22 日 00:11:15:
Re: トニー・ベン氏:ブレア労働党やグローバリズムを斬り、欧米諸国の偽善的態度を諌める [BBCハードトーク]
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/173.html
WA41 173 2003/10/14 08:40:45
投稿者: 長壁 満子
…長壁 満子さん、これを関連記事として掲載させていただきます。これに関し、なにか不都合等ございましたら、私の方までご連絡ください。