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【ワシントン和田浩明】米農務省のフィリス・フォング監査局長は3日、米下院歳出委員会の小委員会で証言し、BSE(牛海綿状脳症)感染牛について同省が虚偽の説明をしたとの疑惑について捜査を開始したことを明らかにした。同局は農務省関連の犯罪行為に対する刑事捜査権を持っており、今後刑事事件に発展する可能性も浮上してきた。
疑惑は、農務省の説明とは違い、感染牛が歩行困難ではなかったというもの。解体処分された昨年12月9日に「立てた」とする複数の目撃証言があり、下院政府改革委員会が調査と検査体制拡充を求めていた。
歩けるかどうかはBSE検査を行う主要基準。同省は「歩行困難だったので検査した」と説明してきた。
フォング局長は証言の準備書面で「問題の牛の実際の状況をめぐる疑念の捜査を行っている」と述べたが、捜査の見通しなどは言及しなかった。また、今回のBSE感染への農務省の対応について監査を始めたことも明らかにした。
[毎日新聞3月4日] ( 2004-03-04-11:11 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040304k0000e030023000c.html