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米国、カナダに責任転嫁 自国の“無罪”を強調
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?7
米国政府や食肉業界は、ワシントン州で発見された牛海綿状脳症(BSE)感染牛がカナダ原産と判明した今月上旬から「BSEは米国ではなくカナダの問題」という説明を繰り返す。隣国の責任を強調することで米国産の安全性を際立たせようという“作戦”だ。
二十二日のペン農務次官は記者会見で「たった一頭の牛が感染していたが、カナダからきたものだ」と主張。一九九七年に導入した飼料規制などの措置と、昨年末に発表した追加規制によって「米国産牛肉は十分安全性が確保されている」と指摘する。
ただ、「米国とカナダでは肉骨粉を含む飼料や家畜、畜産物が相互に流通してきた」(農水省)ため、ほとんど同一の市場というとらえ方が日本国内の業界では一般的な見方だ。米国内でも「カナダの問題だからというのは論理的にあまり意味がない」(米国議会関係者)という声がある。
むしろ、米国の方がカナダ政府よりも対策が立ち遅れた。昨年五月のBSE発生が確認されるとカナダ政府は特定部位の除去などを打ち出した。しかし、米国政府は業界の反発を受け、自国での発見まで追加措置を見合わせていた。