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[基が安全策でない]
NIKKEI NET [03/12/31]
[ワシントン30日共同]
米農務省のベネマン長官は30日、米国初の牛海綿状脳症(BSE)感染牛が確認された問題で
(1)「へたり牛(dawner cow)」の食用全面禁止
(2)抽出検査の結果が判明する前の販売禁止
(3)牛の生産履歴などを迅速に把握するための家畜識別番号(ID)制度の導入
などの追加的な安全対策を発表した
また米国のBSE対策について客観的な評価を下してもらうため、専門家で構成する国際的な
委員会を設置する方針も明らかにした
BSE感染牛の発見からわずか一週間後に現時点で実行可能な対応策を素早く示すことで、
牛肉への国民の不安や、国際的な「米国牛離れ」を沈静化する狙いがある
ただ今回の対策で最大輸入国の日本などが輸入禁止の解除に応じるかどうかは不透明だ
※「へたり牛」downer cow
病気や怪我で正常に歩けない牛
ワシントン州で見つかった感染牛にも同じ症状が見られた
[所見]
「正常に歩けない牛を今までは平気で売っていたのか?」
ということでありまして、「安全策もヘチマもあるもんか!」と言いたいところ。
だが、日本ではどうなのか? と急に心配になってきますね。