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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031229-00001001-mai-bus_all
米国初の牛海綿状脳症(BSE)感染牛が確認された問題を調べている米農務省当局者は28日、記者団に対して、米通商問題の担当官が29日、農水省などの日本政府当局者と会談、米国産牛肉の輸入を一時停止した措置の解除を要請することを明らかにした。
農務省当局者は日本の措置について「過剰反応だ」と指摘し、米国産牛肉の安全性に問題はないと強調した。米政府の担当者は農水省や厚生労働省を訪れ、米ワシントン州で見つかったBSE感染牛に関するこれまでの調査結果を報告する。
また農務省当局者は、感染牛の肉が新たにアラスカ、ハワイ、アイダホ、モンタナの4州とグアムに流通した可能性があり、回収を求めていることを明らかにした。
農務省は23日にBSE感染牛の発見を公表後、ワシントン、オレゴン、カリフォルニア、ネバダの4州に感染牛の肉が流通した可能性があると発表した。流通した可能性のある地域は8州とグアムに拡大した。(ワシントン共同)(毎日新聞)
[12月29日8時16分更新]