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笹山登生の雑感&情報日記「アメリカで発生のBSE牛詳細情報 」
http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200312.html#20031224
で、その後のアメリカBSE牛について、わかったこと、まだ、わかっていないこと、販売筋でのリコールの状況、隔離の状況などの情報が、そのつど更新されてかかれています。
最新情報としては、次のとおり。
A.生地は、いまだわからず、この肥育履歴の解明には、短くて一週間、長いと、数ヶ月かかるとの見方で、要は、生育履歴記録のあるなしによるという。
この牛は、カナダから来たもので、他の州を経て、ここにきたものでいないかと推測する向きもある。
B.12月26日には、感染牛から生まれた雄の子牛が育ったワシントン州YakimaカウンティのSunnysideの農場も、隔離された
この子牛は、耳標―イヤー・タグ―をつけていなかったため、当該の子牛を区別するため、生後7日から30日以内の子牛400頭が、と畜され、検査されるという。
C.と畜処理後の肉は、次の加工経路に乗ったと見られる。
まづ、と畜場から、一台のトラックで、ワシントン州CentraliaのMidway Meats Inc.に、向かった.
そこから,さらに,加工のため、おそらく,ミートカットは、ハンバーグ用としてオレゴン州ClackamasのInterstate Meat Distributors Inc.に,そして,残りの、ハンバーガーに適さないミートカットと骨は,同じくオレゴン州PortlandのWillamette Valley Meat Co. に向かったと見られている。
この後の流通経路は、いまのところ、定かでないが、加工処理としては、この段階で、ひき肉や、ビーフ・パテに加工された可能性大であって、ステーキカットやプライムリブに加工された可能性は少ないと、専門家は見ている。
そして、加工後の製品は、12月13日に顧客宛に出荷されたものと見られている。
D.小売り筋の対応として、Albertsonsチェーンは、オレゴン州・ワシントン州・北アイダホ州のスーパーで12月25日に売られたビーフひき肉パッケージについての回収を消費者に要請している.
Albertsonsがリコールの対象としているのは、次の製品である。
1.一個詰めプレ・パッケージの新鮮ひき肉であつて、およそ、一ポンド中、85パーセントが脂身のない、15パーセントが脂身のある、ひき肉であって、2003年12月25日に売られたもの
2.二個詰めプレ・パッケージの新鮮ひき肉であつて、およそ、一ポンド中、85パーセントが脂身のない、15パーセントが脂身のある、ひき肉であって、2003年12月25日に売られたもの
3.一個詰めプレ・パッケージの新鮮ひき肉パテであつて、およそ、一ポンド中、85パーセントが脂身のない、15パーセントが脂身のある、ひき肉であって、2003年12月25日に売られたもの
4.Butcher Block Service Case から2003年12月16日から23日の間に購入した、およそ、一ポンド中、91パーセントが脂身のない、9パーセントが脂身のある、ひき肉
E.アメリカ消費者連盟は、このたび、声明を出し、ダウナー牛に対する対策や、ARMやMRMの肉を使用しないようにとの要請を,http://www.consumerfed.org/revisedctf.htmlで要請した。
また,全米人道協会(The Humane Society of the United States.略称 HSUS. )は、http://www.hsus.org/ace/20208のように、ダウナー牛を食用に供しない旨の声明を出した。
F.アメリカがBSE発生国となったことでの新たな問題として、(人間の)世界最大の血液製剤の輸出国として、血漿分画製剤の原料血漿の輸出国としてのアメリカの安全性を疑問視する声が、イギリスを中心にして出てきた。