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(回答先: 西日本産牛で初のBSE確認、国内9例目 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 04 日 21:28:51)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031104-00000012-yom-soci
兵庫県氷上郡で生まれ、広島県福山市で飼育された雄の肉用牛(1歳9か月、ホルスタイン)が、BSE(牛海綿状脳症=狂牛病)に感染していたことが、4日、厚生労働省の専門家会議(座長=品川森一・動物衛生研究所プリオン病研究センター長)で確認された。
国内9頭目で、最も若く、世界的にもこれほど若い感染牛の確認は珍しい。西日本産の牛では初めて。
感染源として有力視されている「肉骨粉」の製造・販売が禁止された2001年10月以降に生まれた牛で感染が確認されたのは、茨城県内で10月に見つかった8頭目に続き2例目。茨城の牛は、病原体とされる異常プリオン(たんぱく質)の構造などが従来とは異なっていたが、今回はこれまでと同じタイプだった。
従来の7頭の感染源については、農水省の検討会が9月末に肉骨粉が有力とする最終報告をまとめているだけに、新たな感染ルートの調査を迫られそうだ。
厚労省によると、9頭目の感染牛は昨年1月13日生まれ。翌2月5日に福山市内の農家に移され飼育されていた。先月28日に同市食肉センターに持ち込まれ、29日のスクリーニング検査で陽性と診断された。国立感染症研究所で行われた、さらに精度の高い「ウエスタンブロット法」と呼ばれる確認検査で、BSEの原因とされる異常プリオンの存在を示す検査結果が出た。異常プリオンの量が少なく、他の検査方法では感染を示す結果は出なかったが、専門家会議は感染牛と判定した。
感染牛の肉は焼却処分され、市場には出回らない。また同じ農家で飼育されている牛も移動が禁止される。(読売新聞)