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東海村、増え続ける「核のゴミ」[常用新聞] 2003年9月17日【ドラム缶35万4千本分】
http://www.asyura2.com/0311/genpatu1/msg/245.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 1 月 25 日 20:00:36:dfhdU2/i2Qkk2
 

(回答先: 使用済み燃料東海村に搬入 浜岡原発2号機 [静岡新聞] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 1 月 25 日 19:45:47)

ドラム缶35万4千本分に

 東海村の日本原子力研究所東海研究所(原研東海)など、同村にある原子力施設が保管している放射性廃棄物の総量が、200gドラム缶換算で35万4千本余りに上っていることが分かった。開会中の第3回定例村議会で、永井一郎議員(共産)が明らかにした。
 放射性廃棄物の主な核種はウラン、プルトニウム、コバルト、セシウムなど。同議員が村当局などから入手した資料によると、原研東海のほか、核燃料サイクル開発機構東海事業所、日本原子力発電東海第二発電所の、いわゆるご三家をはじめ、三菱原子燃料など民間事業所を含む大手五施設の保管量は、約三十三万八千本。
 これに他の、第一化学薬物動態研究所、核物質管理センター、レーザー濃縮技術研究組合、三菱マテリアルなど十施設の保管量を加えると、約三十五万四千二百本に達する(六月三十日現在)。
 一方、この保管量に対する施設側の保管能力の比率(保管率)は、原研東海が94・4%、三菱原子燃料が88・2%と軒並み高く、貯蔵施設は満杯状態。すでに、ほぼ限界にあることを示しているようだ。
 永井議員は、この放射性廃棄物の保管が地域環境に与える影響を危ぐし、「貯蔵施設の新増設は認めるべきでない」と主張している。村上達也村長も「施設側は(放射性廃棄物の)減容化に努めるべきで、これ以上の貯蔵施設は必要ない」と同調の構えだ。
 増え続ける核のゴミを、施設側は今後どう処分し、減容化対策を進めていくのか。国、県に突き付けられた課題は重い。

http://www.joyo-net.com/kako/2003/honbun030917.html

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