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今年の夏、子持ちの主婦の友人に誘われて「東京電力キッチン座談会」なるものに参加した。
東電から、依頼を受けた「調査者会社」の回し者である一般家庭の主婦の自宅に、子供の同
級生の親やその友人等を、7人程度集め、昼の10時から2時頃迄、手料理の昼食(甘口カレー
だった)を挟んで、帰りにビール半ダースのお土産付きの会。<中略>表面は、暮らしの中
の電気に関するアンケートに答える企画だが、主催のオバさんの拙いレクチャーや雑談の末
に、「原発は安心!」と、書かせたい意向が丸見え。
ふた言めには、「東電は自社商品(敢えて電気をそう呼ぶ)に気を使い過ぎる程、安全な提
供を尽くしている」と繰り返すので、「そんな事ぁ商売の基本!<中略>あったり前のこと
」と言い返してやると、原発の装備と同じいう小さなプラスチックケースに入ったウランを
、参加者一人一人に持たせようとし(中に妊婦がいても平気)、プルサーマル計画について
の質問には「火力より安い!」の一言で片付け、汚れた石油しか輸入できない、我が国の現
状を憂い、挙句ソーラーシステムの、パネルや装備を製造するには、石油が涸渇するほど必
要なので「電気が一番!」と結論付けた。
力説の甲斐があり、丸め込まれそうな参加者がいたので「原発が、子供の通う学校の隣に建
てられても平気か」と問うと、全員首を横に振った。当たり前だ!
アンケートには「施設安全は勿論だが人災には更に注意」と書いた。いくら払ったか知らな
いが、平凡な小太りの主婦に言い含め、狭い団地の小汚い台所で、草の根運動みたいなマネ
をさせる理由は何なのだろうか。
お安い筈の原発によって出る廃棄物の処理にかかる、莫大な費用が問題になっているが、そ
れを「“有効活用”」するのだけはヤメてほしい。(東京都 <中略>)P138