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(回答先: 珠洲原発計画「凍結」 「28年は何だった」 市民にしこり /石川 [毎日新聞] 投稿者 なるほど 日時 2003 年 12 月 07 日 04:26:38)
珠洲原発計画断念 地域振興の基金創設へ プロジェクトチームも改組 珠洲市 /石川
珠洲市の12月定例議会が8日開会した。貝蔵治市長は今月5日に電力3社が事実上の断念を表明した珠洲原発計画に関して、現在ある電源立地推進プロジェクトチームを地域振興プロジェクトチームに改組することや、地域振興事業にあてる資金を積み立て運用する基金創設を検討していることを明らかにした。
同日は、午前9時から北陸電力、関西電力、中部電力の常務が市役所を訪れ、小泊辰男議長ら市議会幹部にこれまでの経緯を説明。同11時半からは、市議会の電源立地調査特別委員会でも同様の説明を行った。
提案説明で、貝蔵市長は「電源立地推進にかけた多くの市民の皆様がたの万感の思いとこれまで築き上げた信頼関係を踏みにじる許しがたい結果」と電力会社の決定を改めて批判。一方で「国、県とも密接な連携を図りながら、28年間の努力が報われるようまちづくりに積極的に取り組む」と今後の決意を語った。
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8日の県議会で谷本正憲知事は、原発立地による経済効果が期待できなくなった奥能登地域の振興策について、「豊かな自然や歴史を生かした広域交流、広域観光に軸足を置いたソフト施策の推進が大事」と述べた。
谷本知事は議会終了後、「珠洲市が何を考えているのか明らかでなく、動けない。市民が一体になって街づくりの議論を進めることが大切。珠洲市がきちっと地域振興策を考え、そして県も協力していく部分があれば、積極的に協力していく」と話した。
【曽根田和久、浜本年弘】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000002-mai-l17