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2003年11月27日(木)
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EUは仏に一本化 ITER建設候補地六ケ所と一騎打ちか
【ブリュッセル26日共同】日本など4カ国が建設を誘致している国際熱核融合実験炉(ITER)計画で、欧州連合(EU)の競争理事会は26日、フランスとスペインの欧州2カ所の候補地を、フランスのカダラッシュで一本化することで合意した。
政府間協議によって年内にもフランス、日本(六ケ所村)、カナダ(クラリトン)の3カ所から最終建設地が選定されるが、出資額の問題などから事実上、日本とフランスの一騎打ちとなりそうだ。
国や県の関係者によると、カダラッシュと六ケ所村を比較した場合、建設中の資機材運搬の容易さや、ITER運転後の冷却水確保などの条件から六ケ所村が有利−との見方が強い。ITER建設地点は、12月20日前後に米で開かれるITER計画参各国の閣僚級会合で最終的に決定する見通しだ。
実用規模のエネルギーを発生する最初の核融合実験炉の建設を目指す同計画には、日本、EU、ロシア、米国、中国、カナダ、韓国が参加。今後、条約締結を経て、ITERを建設し運転する事業体が発足、実験炉の建設作業が始まる。
順調にいけば2013年ごろには運転を開始、約20年かけて実験研究を行う。建設費や運用費を合わせると約1兆円規模の大プロジェクトだ。
http://www.toonippo.co.jp/kikaku/kakunen/new2003/1127_1.html