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(回答先: ワラジを履ける武士クラスに昇進したいcクラス武士小泉。天皇・武家ジョイント権力=帝国陸軍=ブッシュ・アメリカ政府 投稿者 4958 日時 2003 年 11 月 08 日 08:42:06)
縦の長さが通常の半分の、ちょうど土踏まずあたりまでしかない草履。
近頃どこかの主婦が特許を獲得してえらく儲けているそうですが、基本的なデザインは江戸時代からありました。ウチの地元では地下足袋が普及するまで、親の代まで使っていたものです。
岩山や沼地、或いは屋根など、舗装されていない場所を移動する場合はむしろ裸足に近い方法で歩く方が効率が良かったんです。運動会で小学生が靴を履かずに裸足で走るのと同じ理屈ですね。
日本の国土面積の中で森林が占める割合は今でこそ50〜60%ですが、2000年前は100%森林だったそうです。
「足半」も、そうした自然条件の中でかつての山人達が考案したサバイバルツールの一つでした。
カッコ悪いなんて言っていられない。こっちも生活がかかっていますから。
「裸足で歩く」事にも、本の記録や見ているだけでは分からない、「現場の人間の知恵」があるのですよ。