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(回答先: Re: 返答です。 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 11 月 05 日 02:21:27)
戦争屋は嫌いだ様、
レスをいただき、ありがとうございました。
面白そうなサイトを教えていただきました。是非尋ねてみたいと思います。
この下に、今まであたくしが出会った範囲のユダヤ系の人々と接するうちに知り得たところを書いた
過去の投稿へのリンクを示しておきます。
戦争屋は嫌いだ様の周囲のユダヤ系の人々は、あたくしが欧州(大陸内南部の某国)で出会った人々から感じ取っていたような
ある独特な種類の抑圧感があまり感じられないような印象を受けました。
あたくしがいた土地では、あいにく仲間内に一人、自他ともに認める強硬なシオニストがおり、
他のユダヤ系の友人たちは、彼に脅威(あるいは面倒くささ)を感じていたせいで、
みずからの政治的信条をみだりに語る気になれなかったのかも知れません。
いただいたレス中でおっしゃっていた『過ぎ越し(pass over)のエピソード』とは、
例の聖書の分のことを指しておられるのですか。
初歩的な質問でごめんなさい。
あたくしは、個人的には、パレスティーナへの入植が、
1) パレスティーナが英仏の植民地でなくなって安定してから
2) あくまでイスラム教徒との共存を前提として
始まり、続けられていたとしたらどんなに良かっただろうと、少々センチメンタルなことを思っています
(が、史実を見れば、入植とイスラエル建国がハナっからそんなことを眼中において
始められていないというのは明らかですよね)。
ですから、パレスティーナに現にユダヤ系の人々が居住していることに反対しているわけではありませんが、
お金を払って文句のつけようのない手続きを踏んで入植したつもりの現在のイスラエルの一般人は、
入植を強引に可能にした勢力にこっぴどく騙されていたと思っておりますし、
筋からいって、英国(を往時あのように動かした勢力)はパレスティーナ、イスラエル双方の一般市民の不幸な現状に
一通りでない責任を負っていると思っております。
パレスティーナへの入植を、パレスティーナ人が譲って(売って)いい、と納得できるだけの土地に一旦とどめ、
後は、共栄しながら緩やかに進めて来れていたら、
現在のマルタ島みたいないい感じになっていなかっただろうか、などと思うあたくしはきっと甘いのでしょうけれど・・・。
現実の半世紀に及ぶ入植の実態はというと、入植者である一般人をテイよく盾や肉弾扱いにした侵略にしか見えなかったりします。
政治的・強硬派シオニストとあたくしが言う時には、
同胞を犠牲にし、不幸にしているという感覚のない入植支援者のことを指していると言っていいです。
外地に暮らす人間が投票できる選挙のシステムも、
もしかして外地からの投票数の方が多いんじゃないの(実際はどうか知りませんが)
という状態では、イスラエル定住派の意思を反映できる施政があり得るのか、という大きな疑問も持っております。
・・・といったところです。
また、今後も色々ご教示いただければ嬉しく思います。
ではまた、ごきげんよう。
PS.
あたくしの過去の投稿いくつか:
HAARPさまへ(なんだか長文になっちゃいました)
http://www.asyura2.com/0306/idletalk2/msg/1032.html
Re: お久しぶりでございます。
http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/223.html
後者は雑談板への非常にリラックスした投稿ですので不謹慎な話題が含まれている上、
この話題に関する記述はごく一部であることをお許し願います・・・。