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(回答先: 美のイデア論 投稿者 書記長 日時 2003 年 11 月 04 日 17:06:36)
書記長さん、レス有り難うございます。
> 何かが美しいのは、その物事が「美そのもの」により近いからだとか、あるいは「美そのもの」の
>介入にあずかっているからだという説は、実感としてはそう簡単に否定できないものがあると思い
>ます。形態的には説明のつかない美しさもあるという人もいます。
> 「美そのもの」が神であるとか、神の表れの一側面が「美」なのだという説もあります。
>その場合、神により近いか神の影響が現れている物事が美しいということになりそうです。
美に出会う原生あるいは根源の時空に至ったとき、このように表現するしかなくなる事に賛意があります。
神というべきか、神性あるいは叡智と言うべきか、それは人それぞれですが…
これは生物としての唯物的基礎も持っていると私は考えていますが、これだけでは説明のつかない次元が存在する事を肯定して
います。
書記長さんの文を読んだ時、熊野の方の林業家のHPにあった言葉を想い出しました。美が生物としての唯物的基礎を持つの
ではないかという想いを深くさせる事なのです。しかし、現実の森林で出会う美はそれを越えているのは確かですね。
『最も美しき森林は、また最も収穫多き森林である』 アルフレート・メーラー
このHPを持つ林業家は番組「素敵な宇宙船地球号」に出ていました。審美と機能の合致してゆくような仕事の組織化をしていま
した。ご関心がありましたら下記をどうぞ。
http://www.tv-asahi.co.jp/earth/midokoro/2003/20030928/index.html
http://www.chiiki-kankyo.net/hayami/
またよろしくお願いいたします。