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(回答先: “Molotov cocktail”と花束 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 02 日 11:12:14)
マルハナバチさん、
レスありがとうございます。
モロトフカクテル、一般にモロトフ、別名「アップ」(70年以降は死後ではないでしょうか)。
「モロトフの花束」とは初耳ですが、googleでその筋のオタクサイトで調べても言及は少ないですね。
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http://www.hcn.zaq.ne.jp/caapa406/Crime/C_weapn.htm
モロトフのパン籠
火炎瓶を何本も籠に入れて威力を増したもの。上からナプキンを掛けると何かわからなくなります。
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モロトフ・カクテル
http://www.ne.jp/asahi/masa/private/history/ww2/heiki/morotov.html
いわゆる「火炎ビン」のこと。一般に火炎瓶といえば、学生闘争時代に多用されて有名になりました。その時はガソリンをビール瓶に詰め込み、新聞紙を栓および導火線がわりとし、使用時は、新聞紙に火をつけ、ビンを投げつけると割れたビンから出たガソリンに火がつくというシンプルな作りでしたが、軍事的に使用されたのは、ガソリンや灯油をベースにピクリン酸と硫酸を発火薬とした混合液をビンに詰め、完全に栓をします。砂糖を入れると粘性が高まり、効果が上がります。おもに、対戦車攻撃用に多用されました。また、製造法も原料さえあれば誰にでも簡単に作れるものなので(注)、対戦車兵器に乏しい国で多用されました。使用法は、敵戦車の後方から忍び込み、エンジン部分めがけて投げつける、といった具合です。これがうまくいくと戦車はエンジンをやられ走行不能となってしまいます。
この「モロトフ・カクテル」という名前の由来は、ソ連外相を務めたモロトフからきています。
昔々、第二次世界大戦初期の頃、ドイツがポーランド侵攻した混乱に乗じ、ソ連が火事場泥棒的に、旧帝政ロシア領であったフィンランドに対し領土割譲を強要し、これにフィンランドが拒否したことから、ソ連は大軍を派遣して侵略戦争を起こします(これがいわゆる「ソ・フィン戦争」または「冬戦争」)。
その戦争で、ソ連外相モロトフが「ソ連軍が市街を爆撃している」とのフィンランドの報道に対し、「爆弾ではなく人民にパンなどを投下している」ということを言ってのけた。それから、フィンランドの人々は皮肉を込めてソビエトの爆撃機を「モロトフのパン籠」と呼ばれるようになった。また、これと同時期、対戦車砲に乏しいながらも善戦していたフィンランド軍が頻繁に使った火炎瓶のことをしゃれを利かせて、「モロトフに捧げるカクテル」という事で「モロトフ・カクテル」と呼ばれるようになりました。とさ。