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(回答先: 構造を停止せよ。 投稿者 やま 日時 2003 年 10 月 31 日 10:44:29)
やまさん、はじめまして。
農業問題は私も関心があります。
(引用)「都市生活者の意識としては「忙しくてそのことを考えていない」と言えるのではないか。
そういえばサラリーマンも戦闘員も忙しい様子だ。
会社では社のやり方に従って忙しくしなければいけないみたいな、
何がそんなに忙しいのか。忙しい音頭をとっているのは何処なんだ。
実は上層部がとても忙しいのであった。」
ちょっと話がそれますが、ミヒャエル・エンデの「モモ」の一節を思い出しますね。
都市生活者を中心にどうも「時間ドロボー」が町の人々から時間を奪うことにより人々を忙しく駆り立てる。
私の町でも15分1000円ですませる床屋がある。シャンプー抜きの「いそがしコース」を頼むと「はい一丁あがり」、で900円。
ファーストフードがある。牛の飼料に使われた成長ホルモンがめぐりめぐって人間に蓄積され、頭脳の発達は諸外国に比べてはるかに速度が落ちた少年少女が肉体的には急激に成長する。彼らの着ているジーパンから判断するとまだ背の低いうちに私のまたぐらの位置より高い位置に彼らのまたぐらはある。まるで養豚場の子豚みたい。
なんでこんなに急がにゃならんのか、とつくづく思う。
この忙しさの行き着く先はなんだ?
夏目漱石がロンドンの地下鉄を「屠殺場ゆき列車」と酷評したそうですが、ひょっとして人間は屠殺されるために急がされているのかも知れません。
ところで農政について考えて見ますと、まだこれといった定見は自分で持っていないんですが、農民精神は次のようなものと思います。誰が言ったかも忘れましたが、こんな哲学がああったような気がします。
百姓は断固耕作する。
百姓は断固休息する。
百姓は断固収穫する。
これから少し農業について勉強したいと思いますので、よろしく。