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(回答先: 「実現できる欲望量」算出式と欲望充足について 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 26 日 20:39:41)
あっしらさん、まさちゃん、こんばんわ。
>活動質:やりたくない人が多い仕事ほど質が高くなります。判断はまさかのマーケットメカニズムに近いものです。
>どうしてもやりたくない仕事は無償で行う輪番の強制的割り当てになるかもしれません。
>活動量:まさかの労働時間です
>実現できる欲望量:財やサービスが購入できる活動証書の量です
わたしのイメージと同じです。
ただ、「どうしてもやりたくない仕事は無償で行う輪番の強制的割り当てになるかもしれません。」ということには
ほとんどならないと思っています。
「死体処理」の仕事も週休6日制で、そこそこの生活が出来るなら、必ず、誰かが引き受けることになるでしょう。
人間は生きていくためには、他人と何らかの交換を行なわなければならないのだから、
結局は、マーケットメカニズムで調整する以外にないのである。
「開かれた地域共同体」社会では、現在の貨幣中心のマーケットメカニズムから
実際の人間の活動(共同体にとって有為な活動)交換中心のマーケットメカニズムになると理解しています。
大雑把な例ですが、自分が老人介護の仕事を40時間したら、他人に死体処理の仕事を一回してもらえる。みたいな。
この例だと交換過程が非効率なので、”労働証書”(現在の貨幣のようなもの)を介在させてもいいです。
つまり、それぞれの仕事の価値は、共同体構成員の趣向やバイタリティーで決まるということです。
芸能やスポーツの価値に重きを置く、構成員の多い地域では、”芸能人”や”スポーツ選手”が
優遇されると思います。マーケットを通じて、自分の活動なり労働証書なりを贈与してあげれば良いのですから。