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あっしらさんが描く、後近代「開かれた地域共同体」の世界を支持するものとして
さらに議論を深めていきたい。(あっしらさんの復帰を待っておりました)(笑)
協働の設計の大きなポイントとして、人々の欲望のコントロールがある。
人々の欲望とは、「便利な土地に住みたい」「広い家が欲しい」「石油資源を使いたい」などなど・・・
例を上げればキリがないぐらいだ。
「どの仕事」を「どれぐらい」すれば、「ガソリン何リットル」手に入るのか?
こうゆうことの設計って、すごく難しくないですか?
ましてや、土地になると、無二のものであるために、誰かがその土地を占有(所有ではない)してしまえば
他人は自由に利用できなくなってしまう。
やはり、そこでは、欲望と欲望がぶつかり合い軋轢が生じる。
どうしても「より少ない活動量」で「多くのモノ」を手に入れる人が出たり
「多大な活動量」を共同体で提供しているにも関わらず、「少しのモノ」しか得られない人が出る。
まさに近代(今、現在)が抱える問題と同じである。
現在の人々の欲望の根源が、”「より少ない活動量」で「多くのモノ」を手に入れる”ことなのであれば
まずは、その価値観の意識改革がなされなければ、「開かれた地域共同体」もうまくいかないのではないか?
そのような意識改革は可能なのだろうか?わたしは残念ながら難しいと思う。
だとすれば、余程、優れた「協働の設計」を、我々は編み出さなければならない。