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(回答先: Re: でもさぁ...........。 投稿者 名無しB 日時 2004 年 1 月 03 日 22:52:15)
>天木氏の方が「政教分離」という言葉を唱えているのではなく、公明党の方が「政教分離」を唱えて国民の広い支持を求めているという話だったはずです。
それに対して天木氏が、「公明党がそういう風に言っても、多くの国民の支持を受けるのは現実的には難しいだろう」という主旨の意見を述べているだけでしょう。>名無しBさん
>公明党の方が「政教分離」を唱えて国民の広い支持を求めているという話>
そういう趣旨でしょう。ですから、これを解釈するには、まず公明党がどういう文脈で政教分離という主張をしているかをまず検討する必要がありますよね。
手始めに公明党のHPにでもいってみましょうか。
そこで行われている言説はどういうものですか。
公明党が政教分離についてコメントしているのは、主に当該政党の活動について、政教分離違反に当たるのではないかという、世間一般の誤解を解くためにやっているものと思われます。
それはいってみれば、誤解を解くために、至極、当然の行動なのであって、国民の支持云々というのは、国民の【憲法理解への啓蒙】に他ならないのです。
したがって、それに対する、天木氏のコメントは、公明党の啓蒙活動に対するコメントでなければ対応関係が成り立ちません。
公明党が、国民に対して、自党の活動が憲法違反ではない、と啓蒙する活動について批判するのが正当だという前提に立ちますと、
一体なぜ、何を天木氏は批判したいのかがつかめなくなります。
かりに、天木氏が、公明党の啓蒙運動は不当だと解釈していればつじつまがあうのです。
そして、天木氏が、あたかも公明党の活動には、憲法違反の疑義があり、実は黙認されているにすぎないだけで違憲なのだ、などという前提にたって、公明党は【支持】を得られまいという発言をしているのだとすれば、ですよ、それは、天木氏の憲法理解がちょっと疑問視されるといいたいのですけれど…。
前回お話しましたように、政教分離という意味は、宗教団体は政治的活動をするなという意味ではないのです。
そういう誤解が世間一般に流布しているとすれば、それは国民の利益にもならないので、
公明党が自分たちの活動を政教分離違反には当たらないのだ、と主張する行動は、至極当然なんですよ。
私の書き方が稚拙なので、伝わりにくいのでしょうね。
多分、話がかみ合わないのは、私が政教分離とはなにかについてきちんと説明しないまま話をしているからでしょうか。
天木氏の発言を一行だけ抜き出した点も責められるべきかもしれません。
失礼いたしました。
余談ですが、
私自身は、公明党には批判的な立場がつよく、
天木氏に対しては、より戦略的に発言力を強めてほしい人物だと考えております。