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保存用:メルマガ「台湾の声」より台湾少年工特集感想
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投稿者 やました 日時 2003 年 11 月 30 日 12:57:25:ygtWAXs6K7V.w

(回答先: 【 再掲・保存版】森宣雄インタビュー「生き続ける植民地主義」抄『台湾/日本連鎖するコロニアリズム』出版にあたって 投稿者 やました 日時 2003 年 11 月 29 日 15:50:21)

http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?3407
メルマガ「台湾の声」

http://www.emaga.com/bn/?2003110065798538007810.3407
件名:「台湾の声」:【読者反響】筑紫哲也ニュース「台湾少年工」

「60年目の卒業式―元台湾少年工の戦後」に関する読者の反響

 11月21日夜放送のTBSテレビ「筑紫哲也NEWS23」における特集「60年目の卒業式―元台湾少年工の戦後」に関して、番組終了直後から数多くの感想が読者から寄せられました。そしてそのすべてが番組の偏向性を指摘したものでしたが、おそらく元少年工の台湾人たちの気持ちを代弁するものでもあると思います。以下、その一部を紹介します。(編集部)
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■早川友久(日本李登輝友の会青年部部長)
 最後の草野光代のコメントがTBSのやり口を如実に表している。
「驚くほど反日感情が少ないですね」。
じゃあ、日本憎しの大合唱だったら驚かないのか?きっと、山ほどあって当たり前だと思っているんだろう。まぼろしの大虐殺や架空の慰安婦をでっち上げるのに加担してきた側の人間にとっては目論見外れということだろうか。そんなに日本がイヤならマスゲーム絶賛特集でも流しとけ。
 VTRの前半では、登場した元少年工の方の「お国のために志願した」というコメントが紹介されていたので、もしや大過なく・・・と思っていたら、途中から「つらかった」だの「なにも良いことが無かった」など、まさにその部分だけ抜き出したかのようなコメントを並べ始めた。
 挙句の果てに、高校生がやっている筑紫好みの「平和を願うミュージカル」の一部を巧みに折りこんだり、どこで収録したかわからないようなインタビューで、まさに昔の日本は真っ暗と表現したいと苦心しているのが見て取れるのは私が色眼鏡で見ていたからだろうか。まぁ、色眼鏡で見られるような番組作りをして来たのだから仕方が無い。
 全体としてはやはり筑紫系の作り方になっていたと思う。特に不満があるのは下記の2点が全く触れられていないことだ。

・彼らが待たされた60年の間に台湾で何が起こっていたかに全く触れられていない。つまり、戒厳令下の蒋介石政権時代に、日本で少年工だったことがわかれば、どれほど危険だったかが全く触れられていない。
・なぜ彼らが今でも日本語で話し、日本語で歌うのか。台湾での会議の様子が流れたが、そこでも使われていたのは日本語である。筑紫系が大好きな朝鮮と比べて、「なぜ、今でも彼らが日本語を使っているのか」に触れると都合が悪いのかと勘繰ってしまう。

 NHK「プロジェクトX」で常々「八田興一」を取り上げてもらいたいと思っていたが、TBSと似たり寄ったりのNHKでは無理だろうか。


■鈴木 方人
 番組を見ました。
 肝心の筑紫氏は不在でしたが、視聴後の感想はやはりいやな気分が残りました。
 TBSのNews23ですから期待してはいなかったのですが、まず高座工廠の卒業式が行われてから一ヶ月以上たったこの時点でニュース番組が取り上げるのは、最近のTBS・筑紫批判が大きくなっているための善後策の感がありました。
 それでもこの当時の台湾少年が「お国のために」と志願してきた情況と、現在に至っては「第二の故郷」と考える元日本人の台湾人の心情を、少しでも理解しようとするならこんなナレーションにはならなかっただろうと思う言葉が随所に使われていました。
 彼らの心情を頭から理解しようとせず、それどころか逆に「どうして怨まないんでしょうか」と設問し、「決して口にはしませんが複雑な思いでしょうね」と応じるスタッフの会話。そしてどうしても日本悪者論にもっていこうと無理やりのこじつけ解釈で終わっていました。
 当該台湾人たちが話した言葉も都合よくカット編集されて使われていたようにも感じ、さらに挿入されていた地元演劇の映像と中学生の感想にも、自虐史観に裏打ちされた思い込みが強調されていたとも感じました。どうして、あの当時の少年は国を思って真剣に生きていたのですね(それに比べ現在の私たちの平和ボケは・・・)というような感想が出ないのでしょうか。
 高座工廠台湾少年工の歴史が取り上げられ、知られたことだけでもよしとするか、それともTBSの視聴者にやはり台湾へも少年徴用のような酷いことをしていたのだ、と刷り込むことになったのか、どうなのでしょうか。

■柳原悟良
「台湾の声」編集部御中
 台湾少年工の卒業式を紹介するというとの情報いただき、早速TBS「筑紫ニュース23」を観ました。そして卒業証書授与式で喜びを体いっぱいに表す元少年工の姿に、あるいは「仰げば尊し」の大合唱の光景に、思わず目頭が熱くなりました。
 そもそも卒業生にとっての卒業式とは、師に感謝し、自らの努力を誇りにする、いわば人生におけるひとつの重要な舞台です。彼らが「60年目の卒業式」を心から待ち望んでいたと言うのは、まさにそのため以外にないのです。だからそのような彼らに、心ある視聴者は拍手を贈ったに違いありません。
 それに対して番組キャスターらが加えたコメントはどうであったか。これらは祝辞、賛辞のひとつも発しないどころか、むしろ哀れな弱者に対してすべき同情、憐憫の言葉しか投げかけませんでした。それはキャスターや番組制作者の品位の低さを物語るものでした。
 気の毒だったのはインタビューを受けた野口毅氏です。「少年工には良いことなどまったくなかった」とのコメントだけがクローズアップされた野口氏ですが、同氏が長年の苦労の末、何人もの少年工戦没者の存在を新たに突き止め、靖国神社への合祀を実現したという感動的義挙については、番組は一切取り上げませんでした。それに触れずして野口氏の志のありか、少年工に対する真の心はまったく語ることができないはずなのにです。
 番組では少年工を題材にした芝居も大きく取り上げられていましたが、今の日本人にはあのような稚拙なことしかできないのでしょうか。そこで演じられたような猫背でみずぼらしい、臆病で濡れ鼠のような敗残者的人間たちが、どうしてかの過酷な状況下で高性能の戦闘機を生産できたというのか。そして戦後の今日に至っても、日本を第二の故郷と呼ぶことができるというのか。あれは明らかに前世代に対する侮辱、誹謗に他ならず、歴史教育やマスコミ報道の正常化の必要性を改めて痛感したしだいです。
 しかし卒業式における元少年工たちの誇らしげな、あるいは幸福そうな表情は、歴史の真実を視聴者に物語って余りあるものがありました。いかに番組側が情報操作を試みても、真実を揉み消し尽くすことはできなかったということでしょう。
 だからキャスターたちは最後に、少年工たちの「(戦時中日本にきたことを)後悔はしていない」という言葉を、あえて疑って見せたのです。あたかも少年工たちが「見栄を張って真実を語りたがらない」とでも言わんばかりに。戦時中日本のために命がけで働き、そして60年ぶりに晴れの舞台を迎えた人々たちに対し、これほどの名誉毀損があるでしょうか。
 今回の番組報道により、マスコミの反道徳性が広く認識され、そして台湾少年工の事蹟が末永く語り継がれるようになることを祈るばかりです。


■匿名
 いつも台湾の声を読むことを日課にさせていただいております。
さて予想道理というかTBSでの少年工の話は悲劇とか後悔とかいう言葉でまとめられました。テロップを使った巧みな操作です。今回も。おじいさんが一言も言ってない言葉さえテロップで表現するのだからこれは名誉毀損ではないのでしょうか。彼らが志願した秀才達だとなぜ素直に放送できないのか?なぜ勝手に捏造演劇まで流すのか?日本の病巣はまだまだ深いようです。彼らの活躍はいつまでたっても放送されませんね。おそらくTBSにとっては活動内容より台湾人が日本にいたことのほうが重要なんでしょう。なぜ来たかではなくなぜいたかでもなく、極悪日本のなかになぜ別の民族が存在したか問題なのでしょう。これって差別していると思いませんか?戦前の日本の中に外国人が存在していてはいけなかったのでしょうか?


■柳沼真太郎
 編集部様。
 メールありがとう御座いました。
 テレビを楽しく拝見する事が出来ました。
 戦時中に戦争を賛美し、戦後は自己を反省する事も無く、ただ単に180度方針を変えただけのマスコミの大手がどのように報道するのかに興味がありました。
 一生懸命”反日”を唱えようとしているのが手に取るようにわかり楽しかったです。
 本来反日報道が大好きなTBSが、今回の様な中途半端な報道をしたのが気に成ります。
彼等の真意は何であったのでしょうか?
 全員には卒業証書を授与しなかったという杓子定規的な所が残念な気がしましたが、規律正しい生活をされていた台湾人の方々への返礼としては、少々無情でも、やはり規則を正しく守った今回の方法が良かったと思います。
 編集部の方々が今回の放送にたいしてどのような感想を持たれたのか大変興味があります。
 それでは頑張って下さい。


■匿名
 「台湾の声」編集部殿
 NEWS23を看ました。 巧妙に元少年工の気持ちを捻じ曲げてるという印象でした。正直、あの人達に大変失礼な気がしました。
 しかし、Yahoo掲示板等の書き込みを見る限り、問題意識をもった日本人は、あの放送の製作意図や、NEWS23製作、演出に関わる人達の狡猾さ、偏向性、を多数の人が、見抜いているようですので、やや安心はしましたが。
 可能であれば、あの放送を元少年工の人達に見てもらい、率直な感想を聞いて見たいものです。


http://www.emaga.com/bn/?2003110077231359001310.3407
件名:「台湾の声」:【オピニオン】「元台湾少年工の戦後」を見て

  「元台湾少年工の戦後」を見て


       南大阪日台交流協会  野口 一

 小生は、新聞、テレビを見るときはまずは疑って見ます。
今日のマスコミは視聴率なる数字の為に平気で嘘までつくわけですから。
一時の数字の為に嘘をつき、その嘘の為に視聴者離れが起きて、
自分で自分の首を締めている。
 
 小生の愚妻が「お父さんの顔がテレビに出ている」と言うので
テレビに目をやると、何と一月前の事を放映しており、もう賞味期限が切れた
ニュースを何故今頃と言う疑問が湧き、次に反日テレビ局も少しは反省して
良い番組つくりに覚醒したのかと思い、しばらく見ていました。
放映後、家内に「今の番組、どう感じた。」と質問しました。
「日本人は悪いことをしたんですね。台湾の人がかわいそう。
台湾の為にこれからも頑張ってといいました。」
 私は、いや違う。当日は壇上に上げていただき、式の一部始終を
見た感じは、そうでは無い。台湾の人たちの御顔には、恨みや
憎しみなど、全く感じ無かったと説明しました。

 「昔、自転車できつい坂道を上って買い物に行き、
今自動車で楽になった。昔自転車での買い物は辛かったでしょう」
比較が間違っている。テレビ局は「昔、辛かった」と言わしたいだけなのだ。
だから、マスコミの言う事は疑ってかからなければならない。
一人の反日日本人の作り出しに失敗した筑紫哲也さん
視聴者は、貴方より読みが深い事を忘れないで下さい。


http://www.emaga.com/bn/?2003110080620808003801.3407
件名:「台湾の声」:台湾人元少年工、第二の故郷、日本で卒業・

國民新聞 より転載

【台湾人元少年工 

 第二の故郷、日本で卒業・在職証書受ける

 「日台親善寄与」を称える李登輝氏の祝辞披露 家族等六百人訪日して式典】

 六十年前の大東亜戦争中、台湾の十代半ばの少年約八千四百名が、「B29」米軍
爆撃機を迎撃する日本軍の「雷電」戦闘機等の製造に従事するために応募、厳しい選
抜試験を突破し神奈川県大和市の高座海軍工廠へやって来た。

 向学心の旺盛な少年工員等は未来の飛行機技師を夢見て、一生懸命働きながら勉強
した。

 戦後、元少年工は日台間の民間交流の先頭に立って親善交流を続けるなど、全員が
親日家だ。七十歳代になった元少年工とその家族約六百人が台湾から来日。十月二十
日、座間市民文化会館で開かれた「台湾高座会留日六十周年歓迎大会」(主催・石川
公弘大会実行委員長)に出席した。式典当日の午前、元少年工は大和市内の善徳寺境
内に建つ慰霊碑を参拝し、また五十周年大会の際、大和市へ寄贈した台湾亭を拝観し
た。

 また、台湾の陳小扁総統から大会を記念して「敦睦邦誼迎向未来」の揮毫が大会に
贈られた。

 式典は物故者への黙祷が行われた後、石川委員長が主催者を代表して「台湾の兄さ
んお帰りなさい。修了証書問題についての日本国の対応は必ずしも皆さんを満足させ
ていないかも知れないが、多くの日本国民は、あの厳しい状況の下で見事にその責任
を果たした皆さんの血の滲む努力と、戦後における日台友好への貢献を高く評価し、
今回の来日を心から喜んでいる」と歓迎の辞を述べた。

 厚生労働省の中沢勝義社会援護局業務課長から、旧制中学校卒業と同等学力として
取扱われる工員養成見習科の卒業証書三十九名分と工廠勤務の在職証明書千二百名分
が台湾の二十一区会の元少年工各代表者に手渡された。

 これを受けて、「台湾高座会」の李雪峰会長(78)は感謝を述べると共に、病気
で欠席した元教官の早川金次海軍技士について「早川先生は私達を親身になって指導
されたほか、空爆で犠牲になった台湾少年工の霊を慰めるために善徳寺に慰霊碑を建
立し、更に訪台して遺族を慰問された。その崇高な姿に我々は涙し、深い感銘を受け
た」とお礼の言葉を述べた。

 続いて、李登輝前総統の祝辞が披露された。「皆様は昼夜兼行で戦闘機製造に励
み、その過程で、共に働く日本人との間に深い友情を築いた。敗戦を迎え帰国後、鍛
えられた規律、精神力、習得した技術力を活かし、世界が驚く台湾の工業化に尽くさ
れた。皆様と私の共通点の一つに、共に抱く日本への深い連帯感がある。台湾高座会
こそ、台日の絆の内で質量共に最大ではないか」。

 元労相の甘利明衆院議員の挨拶や多くの来賓の祝辞に続き、「高座日台交流の会」
の野口毅会長(78)は「戦時中は日本のために働いてくれて、戦後間もなく、皆さ
んは我国との永遠の親睦を祈り、この大和の地に台湾亭を建築、寄贈して頂いた。血
肉を分けた兄弟だ」と共に工廠で働いた時の苦労を労った。更に「日台両国に国交は
ないが双方の間に地下水脈が流れている。これを世界に向けて噴水にしなければなら
ない。台湾正名運動を進めて、栄光の台湾を目指そう」と日台協調の必要性を強く訴
えた。

 駐日台北経済文化代表處の羅福全代表は「真の国と国の関係は政府間ばかりではな
い。皆さんの友好関係が本当の姿」と称えた。

 「日本李登輝友の会」の阿川弘之会長は「今回、皆さん方一同は工員養成所の教官
を想い出し『仰げば尊し』を合唱したいと言われ、私達は深い感銘を受けました。今
日の日本人より日本の心、大和魂を六十年間、心にしまっておかれた。日本人よ、日
本の心を取り戻しなさいと教えてくれたことに、深くお礼を致したい」と感謝の言葉
を述べた。

 最後に、会場の約千二百人全員が「仰げば尊し」を合唱して第一部を終えた。

 第二部はアトラクション。昨年、三度訪台し日台親善の演奏活動を行う早稲田大学
グリークラブシニアによる合唱と海老名鵬祥会による漢詩吟詠、更に少年工出身の台
湾万葉歌人の和歌が女子挺身隊員として共に高座海軍工廠に勤めた佐野た香さん等に
よって朗詠された。また会場の隣室には、当時の写真約百点が展示され、元少年工の
黄茂己さん(76)は日本人の奥さんと共に懐かしがって食入るように見ていた。

 当日夕方、横浜プリンスホテルで日本高座会(呉春生会長)主催の晩餐会が開かれ
た。二十二日は靖国神社で厳粛に慰霊祭が営まれた。戦歿された台湾少年工は当時十
三―十五歳の六十柱だった?

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