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(回答先: 内なる敵 外務省の「自虐派日本人」[日本戦略研究所] 【前レバノン大使天木直人氏も自虐派日本人?】 投稿者 なるほど 日時 2003 年 11 月 15 日 07:24:21)
イラク日本人外交官殺害事件に思う
イラクのティクリートで10/29、日本人外交官二人がテロリストに銃撃されて死亡した。
危険な地域で、イラク復興に尽力していたお二人のご冥福をお祈りいたします。
我が国は9.11以来、「米国とともにテロと戦う」(小泉首相)ことを宣言してきた。そうした中で、二人の外交官は、「テロとの戦い」における我が国最初の犠牲者になってしまった。
伝えられるところによれば、日本の外交関係者がその時刻にその道路を通過する情報を内通したイラク人がいた可能性があり、さらに射殺された二人のパスポートは周辺住民が所持していたらしい。殺害された直後の遺体からパスポートを奪うイラクの一般住民は只者ではない。今後、派遣されるであろう自衛隊はよほどの準備と覚悟が必要だろう。周囲は皆敵なのである。
ともあれ、世界第2位の経済大国として米国が支配する資本主義体制の恩恵を十二分に被っている日本民族が、世界の中で生存していくには、米国と積極的に協調するのは正しい選択である。いかに米国の行動が気に入らなくても現時点の米国は、日本が戦って勝てる相手ではない。これは冷厳な現実でもある。
むしろ、日本は軍事的に米国と同化し、米国の軍事的プレゼンスを同盟国として利用することが大切なのである。そうした意味で日本が米国を中心とした連合軍(イラク占領軍)の一員として、イラクに自衛隊を派遣しなければならないのである。
民主党は「戦闘地域と非戦闘地域の区別がつかない」として、自衛隊の派遣に反対しているが、テロと戦闘とはちがう。単発のテロはどこにでも発生する。
民主党の主張は、東京でテロが起きたら「そこは戦闘地域だから、自衛隊は活動してはならない。」というに等しいのである。
さて、外務省職員がテロの犠牲になってしまった川口順子外相。今回、悲痛な表情で、テロの犠牲になった部下について会見していたが、
彼女は、今年3月12日、拉致被害者家族会との面会で、家族会が「北朝鮮による拉致は現在進行形のテロ」という認識を持つように求めたのに対し、「北朝鮮の拉致は常識的にはテロだと思うが、法的には難しい」と拒否して拉致被害者家族を激怒させ、
拉致被害者の曽我ひとみさんの「家族をばらばらにしたのは誰か」との問いかけに、「いろんな複合的な力だろう。それが歴史ということだ。大勢の個人個人の犠牲が歴史に刻まれている」と妄言を吐いた。
川口順子外相は二人の外交官の家族にも「いろんな複合的な力だろう。それが歴史ということだ。大勢の個人個人の犠牲が歴史に刻まれている」
と言うおつもりなのだろうか。
それとも、テロで自分の部下を殺されたことで、テロ被害者の家族の痛みを少しは理解できるようになっただろうか。
少々、心配ではある。
15.12.1
http://plaza.rakuten.co.jp/kaz1910032/150000
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http://www.asyura2.com/0311/dispute15/msg/574.html