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(回答先: EUの世論調査、イスラエルが「世界平和への脅威」のトップに 投稿者 小耳 日時 2003 年 11 月 06 日 10:09:58)
「ユダヤ人は民族として加害者」 独議員発言に波紋
http://www.asahi.com/international/update/1105/009.html
ドイツの最大野党で保守系のキリスト教民主同盟(CDU)に所属するマルティン・ホーマン連邦議会議員(55)が先月、「ユダヤ人は民族として加害者だ」と発言し、波紋を広げている。独連邦軍の司令官が「よく言ってくれた」と絶賛したことも4日明らかになり、戦後半世紀以上経た今もドイツ社会に反ユダヤ主義が根強いことを示した。ドイツは被害者に謝罪や補償をすることで、ナチスによる大量虐殺の過去を克服しようとしてきたが、その努力への信頼が大きく揺れている。
ホーマン議員の発言は、ユダヤ人をロシア革命などで多数の人々を殺した「加害民族」と位置づけ、ドイツ人はそれと同じ論理で第2次大戦の「加害者」とされたとする。両民族を同列に置き、ドイツ人だけが加害者ではないという印象を与える内容だ。10月3日のドイツ統一記念日に地元選挙区の講演で語った。
発言が報じられた後、独連邦軍特殊部隊のギュンツェル准将が「我が国民の多くが心から思っていることだ。左翼の非難に負けず、その精神を貫いてほしい」と同議員に激励の書簡を送っていたことも、公共テレビの報道でわかった。
シュトルック国防相は、即座に准将の解任を発表したが、発言したホーマン議員については、CDUが「戒告」とし、所属する内政委員会を除名しただけ。独ユダヤ人中央評議会は、処分が甘いとし、民衆扇動などの疑いで告発する準備を進めている。
同評議会のシュピーゲル会長は「ホーマン議員の講演を聞いた約250人から反論が何もなかったということだけでもスキャンダルだ」と批判した。ドイツがナチスの犯罪の過去を克服するために続けてきた「民主的な努力と信頼が損なわれる」と語っている。
(11/05 16:33)