現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ31 > 616.html ★阿修羅♪ |
|
<養殖コイ>新種ウイルスで33万匹死ぬ 茨城・霞ケ浦
茨城県は2日、同県の霞ケ浦で養殖場の食用コイが「コイヘルペスウイルス病」に感染し、大量に死んだと発表した。死んだコイは10月から同日までに約660トン(1匹2キロ換算で約33万匹)に上る。コイヘルペスウイルス病の発生は国内初。県は養殖業者に同日、コイの出荷を当面自粛するよう要請した。
県によると、10月21日に業者から通報があり、死んだコイのえらを研究機関で調べたところ8匹中6匹からコイヘルペスウイルスが検出された。
コイヘルペスウイルスは97年にイスラエルで発見された病原性ウイルスで、感染するとえらが白くなったりただれる症状の後に死ぬ。欧米やインドネシアなどで発生例がある。コイ以外には感染しないため人が食べても影響はないという。
霞ケ浦の養殖コイ出荷量は年間約4675トンで、全国の半分に近い。ウイルスで死んだ量は霞ケ浦の年間出荷量の約14%にあたり、被害額は1億5000万円に上るとみられる。
県は5日に、持続的養殖生産確保法に基づき養殖コイを全数検査する。その後、ウイルスのまん延防止のためコイの移動禁止措置などをとる方針。【高野聡】(毎日新聞)
[11月2日20時42分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031103-00000043-mai-soci