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「ネオコン」派の表層にだまされてはならない。その深層に一歩一歩、迫らなければ。[太田龍の時事寸評]
http://www.asyura2.com/0311/bd31/msg/599.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 03 日 00:35:47:YTmYN2QYOSlOI

(回答先: フランス革命の真相にに迫る気運を醸成せよ。[太田龍の時事寸評] 投稿者 乃依 日時 2003 年 11 月 03 日 00:07:30)

「ネオコン」派の表層にだまされてはならない。その深層に一歩一歩、迫らなければ。


更新 平成15年11月02日20時54分
太田龍の時事寸評
平成十五年(二〇〇三年)十一月一日(土)
(第七百四十八回)

○「ネオコン」派なる存在が日本人の視野に入って来て約八ヶ月。

○またしても、日本は、その正体に迫ることに失敗しつつある。

○悪魔主義者フランシスコ・ザビエルが日本を襲ってから四百五十余年、
 我々日本民族は、幾千回、幾万回となく、同じ失敗を繰り返して居る。

○「ネオコン」一派の教祖は、レオ・シュトラウス(一八九九〜一九七三年)
 であることについては、

 Leo Strauss and the American Right. By Shadia B. Drury 一九九七年

○右の著作が、詳細に論じ尽くして居る。

○ここでは、前出著作六十三頁、
 シュトラウスとサバッタイ派の類似性についての叙述を指摘するに
 とどまる。

○「サバッタイ派はカバラ主義的概念の大衆化であった。」とある。

○レオ・シュトラウスは、カバラ学者、カバラ主義者であると言う。

○そして、このレオ・シュトラウスの門下が、「ネオコン」派として、
 ホワイトハウス、そして米国国家中枢に深く浸透してしまって居る
 と言う。

○いわゆるネオコン派が従って、シュトラウスを通じて、カバラ主義的で
 あり、サバッタイ派的である、と言うことは、自明、とされなければなら
 ない。

○にも拘わらず日本人は

 (1)シュトラウスについても、
 (2)カバラ主義についても、
 (3)サバッタイ派についても、

  完全に、頭の中は、空っぽである。

○サバッタイについては、英語で、

 (1)Sabbatai Zevi(サバッタイ・ツェヴィ)
 (2)Shabatai Tzvi(シャバタイ・ツヴィ)
 (3)Shabbetai Tzvi(シャベタイ・ツヴィ)

  と、少なくとも三通りに表記される。

○サバッタイ・ツェヴィは、十七世紀のヨーロッパそしてイスラム世界に
 出現したユダヤのメシアと自称した。

○のち、ニセメシア、とされたが、その後も、サバッタイ派は地下に
 潜行して命脈を保ち、一八世紀、ヤコブ・フランクがそれを再興した。
 このことについては、既に、「週刊日本新聞」紙上などで、何度か論評
 した。

○しかし、このサバッタイ派、フランキストは、ユダヤ教、キリスト教世界に
 浸透しただけでない。
 ラビ、M・S・アンテルマン(『阿片を根絶せよ』第二巻)は、それは、
 スーフィ派、と言うかたちで、イスラム教の中にも浸透した、と述べて
 居る。

○十八世紀、サバッタイ派を再建したフランキストは、イルミナティ結社を
 設立した。そして、このイルミナティは、

 (1)一方に、IMC(イルミナティ独占資本主義者)、
 (2)他方に、マルクス、レーニンらによる、社会主義、共産主義と言う、
    
  両建て、双頭戦略を実施した、と言う。

○サバッタイ、フランキストユダヤは、まず、何よりも、伝統的正統派
 ユダヤ教を破壊しなければならない、とする。

○そして、そのために、ここでも彼らは、

 (1)改革派ユダヤ教と、
 (2)保守派ユダヤ教と、

  双頭作戦ですすむ。

○そして、このサバッタイ派、フランキストユダヤは、それを超古代
 にまで遡ると、グノーシス主義的潮流、ヘルメス的(錬金術)潮流、に
 突き当たると言う。

○ネオコン一派の根は深いのである。

 (了)

〜関連
「支配論」は3つ
http://www.asyura2.com/0311/idletalk6/msg/115.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 18 日

Re: ネオコンに関しての部分を、太田龍氏の論点と比較してみましょう
http://www.asyura.com/0306/idletalk2/msg/1265.html
投稿者 乃依 日時 2003 年 9 月 02 日 21:06:27

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