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この件についての毎日新聞のウェブ記事はタイトルが
「<ピュリツァー賞>71年前の受賞撤回を NYタイムズ紙」になっているが、
これでは何をなぜ撤回するのか見当がつかない。
記事表題だって、それくらいは記すのが最低条件であろう。
さもなきゃこの記事自体がピューリツァー賞(←Pulitzerの正しい音訳)の
権威を宣伝するだけの中味のないものになってしまう。
毎日新聞のウェブ記事は短報とロング版の2種類があるが、短報は携帯電話用
なのだろうか?
それはともかく、短報ではやっぱりなぜ受賞撤回したのか、単刀直入にポイント
を書いていないので、雲をつかむような曖昧な話になっている。
たとえばこう書けばずいぶんわかりやすくなっていたろうに……
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(かきなおし見本)
<ピューリツァー賞>71年前のソ連報道受賞の撤回を NYタイムズ紙が意見掲載で要請
米紙ニューヨーク・タイムズは23日、1932年に旧ソ連報道で同紙記者が受賞したピュリツァー賞について、スターリンを崇拝する記者が情報源の言葉のおうむ返しで書いた偏った記事だったという社外調査結果を示しながら、「受賞取り消しを望む」とする意見を載せた。同紙幹部もこの意見を支持する姿勢を示している。
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……というわけで、要領を得ない毎日新聞の報道がこれ
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031025-00002003-mai-int
<ピュリツァー賞>71年前の受賞撤回を NYタイムズ紙
米有力紙ニューヨーク・タイムズは23日、1932年に旧ソ連報道で同紙記者が受賞したピュリツァー賞について、社外研究者による「バランスを欠いた報道だった」との調査結果と「受賞は取り消されるべきだ」との意見を掲載した。同紙幹部も受賞取り消しに前向きの姿勢を示している。
(毎日新聞)[10月24日18時33分更新]
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031025-00000003-mai-int
<ピュリツァー賞>71年前の受賞撤回を NYタイムズ紙
【ニューヨーク高橋弘司】米有力紙ニューヨーク・タイムズは23日、1932年に旧ソ連報道で同紙記者が受賞したピュリツァー賞について、社外研究者による「バランスを欠いた報道だった」との調査結果と「受賞は取り消されるべきだ」との意見を掲載した。同紙幹部も受賞取り消しに前向きの姿勢を示している。
受賞が問題となっているのは、22年から41年にかけて旧ソ連報道に携わり、29年にはスターリンに単独会見を行ったウォルター・デュランティ氏(57年に死去)。
今年7月になって、同氏の報道は、32〜33年にウクライナ地方で数百万人が死んだ大飢饉(ききん)を無視し、意図的にその報道を遅らせたのではないか、との疑惑が同賞選考委員会に寄せられていた。
同紙の依頼で受賞の妥当性について調査したコロンビア大のマーク・ボンハーゲン教授(旧ソ連史)は「デュランティ氏の記事は旧ソ連の情報源の言葉をほとんど無批判に説いていた。彼はスターリンのとりこになっていた」と指摘。「同紙の名誉のため、この受賞は取り消されるべきだ」と結論づけた。
今年は大飢饉から70周年に当たり、在米ウクライナ人を中心に同氏の受賞取り消しを求めるキャンペーンも展開されている。
(毎日新聞)[10月24日18時11分更新]
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