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(回答先: ラビ、M・S・アンテルマンに学ぶべきことは多い。[週刊日本新聞] 投稿者 乃依 日時 2003 年 10 月 20 日 00:11:40)
[35157] 日本人を白痴として一まとめにする太田竜の危険性
投稿者:スパルタクス 投稿日: 10/20 Mon 20:54:58 削除
太田竜なら「アホでマヌケな日本人」という本でも出しそうだ。彼の明治以後のエリートは世界の実相を知らぬという論には賛成しかねる。明治以後のエリートといっても色々な人々がいる。十把一からげに白痴として一緒くたに単純にする事で起こってきた事態を見えなくする可能性がある。限界はあるにせよ、全てを白痴化するには無理がある。明治以後の日本の思想にも見るべきものもあるはずだ。
物事を単純化するというのは、乱暴である意味多くのものを切り捨てる恐ろしい事なのだ。
私達はいかに日本人が明治以後、いかに主体的に西洋と格闘してきたか、後世から見て歯がゆい限界があっても、学ばねばならないし、
そのために日本史も学ぶのだ。限界があっても、一まとめにせず、一人一人の思想的限界を検証する必要がある。
時代的な限界もある。昔はインターネットもテレビもなかったのだし。時代的な限界を当時から自覚していた人もいる。その辺りも
突っ込んでいければ良い。現代に比べて遅れた時代から日本人もまた必死に何かをつかもうとしていた。鎖国の時代から、トルコ、モロッコ、
ロシア、アメリカ、オランダ、スペイン・・・知りたいが、イスラムはぼんやりと分かってもまだユダヤは知らない。
しかし、必死で手を伸ばしている姿は後世の我々も見なければ。