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(回答先: GLA高橋信次と高橋佳子(TL運動)の大ハズレした予言たち一覧in 1976-77 投稿者 罰天使 日時 2003 年 10 月 17 日 14:33:04)
カリスマの特徴は、その恐ろしい偏執的な狂熱により、他人に熱病を伝染させ、それを可能な限り広範囲にわたって蔓延させることにあります。熱病の病原体のキャリアーなのです。
カリスマの物狂いには度はずれの迫力があり、それは懐疑精神と無縁の、偏執者の絶対的確信ですから、真っ向から立ち向かおうとしても普通の人間には太刀打ちできません。粗暴的性格の暴力団組員の偏執的迫力と同種のものです。相手の理不尽さゆえない、つい圧倒されてしまうのです。
理性やバランス感覚に欠けたものは、偏執のエネルギーを持ちます。理も非もない無秩序のエネルギーだけ持ち合わせる暴走族同然に、精神世界においては、新宗教の布教者は理不尽で暴力的な存在です。(中略)
何よりもカリスマの側近たちの、不気味な狂信・盲信の度合いがケタはずれにエスカレートして行くのを見ることが、私を臆病にするのに役だってくれたのでした。
リム出版刊 平井和正全集 43 『幻魔大戦6悪霊教団』
全集巻末特別企画 平井和正『幻魔』を考える PART2
「盲信・狂信の甘美な罠」より引用 ※当該箇所 p257〜259
※平井氏は、1977年当時「GLA幹部」として名前こそありませんが、実質「幹部」「側近」あるいは「ブレーン」といった立場にいたことは確かです。ですから、GLAの内部に対する観察・批判は一般信者と違い、濃密な情報・ご自身の生々しい体験などを元にして書かれたと判断して差し支えないかと推測致します。
平井氏が書いた「真創世記」、早く絶版になることを願って止みません