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「非戦」を公言する人間は、よほど言語感覚の鈍いバカか、戦争を自慰の道具にしている偽善者である
http://www.asyura.com/0310/war39/msg/305.html
投稿者 非戦=卑賤なる社会意識 日時 2003 年 9 月 26 日 17:57:12:BO02CapfpM/R6

(回答先: 杉山あきこ(26歳)東京8区衆議院議員立候補 非戦を宣言 石原家との戦い??応援してね 投稿者 朝日昇 日時 2003 年 9 月 26 日 01:44:31)


「非戦」という言葉を平気でつかっている連中の神経を疑う。
「非戦」すなわち「戦争に非(あら)ず」とは、文字どおり、侵略戦争を「テロ撲滅作戦」
などという言葉で誤魔化しながら実行している帝国主義者どもの発想である。

「非戦」とは、目の前で起きている戦争を「戦争」とは認めずに、それと正面切って
戦い阻止しようとするのではなく、背を向けて自慰的なお祭り騒ぎをする連中の、
上っ面ばかりの偽善的な自尊心を満たすための方便である。

「非戦」とは、侵略戦争によって殺されている無辜の民を、一定の安全距離を
置きながら慰み物にする発想から生じている差別用語である。
つまり「非戦」の認識に含まれている戦争犠牲者への無意識的な差別意識は
「非人」というコトバの底にある差別意識に通じるものだ。

お祭りや音楽や集会や路上行進で戦争が止まると思ったら大まちがいだ。
それは偽善者の腐れ切った「良心」を満足させる暇つぶしにすぎない。

「反戦」というコトバが「過激」だからという感情的な理由で「非戦」を名乗って
パレードをしている連中は、平気で公安と会食したり情報交換をするような腐れ切った
社会意識を持つことになるが、それは偶然ではない。 自己欺瞞に甘んじて虚偽的な
社会運動ゴッコをやりながら、社会操作のまねごとを楽しんでいるチンピラどもが、
平然と填っていく陥穽なのである。


「非戦」というコトバに酔って群れたがっている“無邪気なファシスト”たちは、
ナチス体制下の言語と社会意識の関係を論じた本などを読んで、じっくり反省して
ほしいものだ。

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