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(回答先: 北海道・苫小牧の出光製油所でまたタンク火災(読売新聞) − 地震の2日後、何故? 投稿者 シジミ 日時 2003 年 9 月 28 日 12:07:31)
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0030
【苫小牧】28日午前10時45分ごろ、苫小牧市真砂町25ノ1、出光興産北海道製油所(石田和文所長、3百人)のナフサの貯蔵タンク(容量3万2779キロリットル)から出火、同タンクが炎上した。苫小牧市消防本部が札幌市消防局などの応援を受け消防車54台で消火に当たっているが、午後10時現在、鎮火していない。出火当時、同製油所内には従業員2百人がいたが、けが人は出ていない。
同製油所は、十勝沖地震発生直後の二十六日早朝にも、原油貯蔵タンク火災を起こしたばかりで、同製油所のコンビナート火災は二〇〇〇年二月以降、五度目。
同製油所によると、出火したナフサ貯蔵タンクは二十六日の地震後の点検で、可動式のふたの浮きが地震で破損してふたが沈み、ナフサが表面に漏れ出し外気に触れる状態であったことを確認した。
同日から、出火などを防止するため、泡状の消火剤で、タンク上部の表面を覆う作業を続け、出火当時は六人が作業に当たっていたが消火剤の補充のため、一時中断していた。同製油所と同消防本部などは、気化したナフサが何らかの事情で引火したとみて、出火原因を調べている。
同タンクは直径約四十三メートル、高さ二十四メートルの「浮き屋根式」で、地震直後に出火したタンクからは約二百メートル北側。出火当時は二万六千キロリットルのナフサが入っていた。
同製油所では同タンクを含め六基のタンクに、ふたの損傷が見つかっており、消防などは同タンクのナフサを抜き取るとともに、消火剤の散布や延焼を防ぐための放水を行っている。鎮火は早くても二十九日昼になるとみられる。
苫小牧署は延焼の危険があるとして、出火直後から、周辺二キロを立ち入り禁止にしている。
苫小牧市の対策本部は、煙が市街地に流れているため、午後二時半から広報車で、約一万六千世帯、三万五千人に向けて、窓の閉鎖などを呼びかけた。同本部は煙に含まれる硫黄酸化物の数値は平常通りで、人体に影響はないとしている。
同製油所は苫小牧西港に面し、約百基のタンク群を抱える石油コンビナート。苫小牧海保は同港への入出港を停止。このため、フェリーは同港から大洗行きなど計三便が欠航、到着便五便が室蘭港などへ振り替えられた。
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