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小泉純一郎首相は22日、坂口力厚生労働相を首相官邸に呼び、60歳から65歳に段階的に引き上げられる年金支給開始年齢の再引き上げや、高額所得者の年金減額を検討するよう指示した。
この後の記者会見で坂口厚労相は、2025年以降65歳支給に完全移行する現行制度について「決められた通り粛々とやっていくということだろう」と、反対する意向を示した。ただ、坂口氏は「65歳からいらない、70歳からでいいという人がいるなら、応じられるようにしていい」と述べ、支給開始年齢の選択制など、個人の生活に合わせて支給方法を選べる制度の創設を検討する考えを表明した。
首相は坂口氏に留任を伝える際、04年の年金改革に関して「高額所得者への年金支給、65歳支給開始年齢など、公平な負担と給付の関係について成案をとりまとめられたい」と記した文書を渡した。また医療・介護分野への株式会社参入、医薬品の一般小売店での販売解禁などの規制緩和を進めることなども文書で指示した。【吉田啓志】
[毎日新聞9月22日] ( 2003-09-22-18:55 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030923k0000m010021000c.html