現在地 HOME > 掲示板 > 戦争38 > 462.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 英顧問自殺:独立調査委、1週目の審問終える 核心情報も多数[毎日新聞8月15日] 投稿者 古いライター 日時 2003 年 8 月 15 日 22:34:39)
英顧問自殺: 「45分配備説」公表2週間前に登場 独立調査委 [毎日新聞] 2003,08.15
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030816k0000m030046001c.html
【ロンドン福本容子】先月自殺した英国防省顧問デビッド・ケリー氏の死亡背景究明を目指す独立調査委員会(ハットン委員会)で14日、英政府が昨年9月24日に公表したイラクの大量破壊兵器に関する報告書の草案の一部が初めて開示された。英政府による情報操作疑惑の焦点となった「イラクが45分で大量破壊兵器を配備できる」という情報は公表約2週間前の草案で初めて登場し、公表された最終版では、脅威に関する表現が草案よりさらに強調する表現に変わっていたことが判明した。
「45分配備説」は、イラクの脅威が差し迫ったものであることを示す事例として、ブレア英首相が対イラク武力行使に否定的な国民や議会を説得するうえで活用した情報だ。自殺したケリー氏を情報源としたBBC報道が、首相府による情報操作の代表例に挙げ、その後の論争の焦点となった。
草案に初めて45分説が登場した時期は、イラク対応が協議された米英首脳会議や報告書の公表方針が発表された数日後にあたる。BBC報道が示唆した通り、首相府が情報機関関係者の意思に反する形で同情報を強調したのかどうか、今後の審問が注目されている。
また、同委員会は15日、ブレア首相側近のキャンベル戦略広報担当官を19日に証人として審問すると発表した。
キャンベル氏は自殺したケリー氏が、イラク戦争正当化のため大量破壊兵器の脅威を誇張した張本人としてBBC記者に名指しした相手。ケリー氏の指摘通り、情報操作を行っていたことが判明すれば、キャンベル氏自身の進退のみならず、ブレア首相の責任問題に発展することが予想される。