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(回答先: WTCツインタワーは爆破されて倒壊した可能性が大 投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 02 日 17:56:27)
あのツインタワーは上から3等分のブロックになっていて、
それぞれの30数階分のブロックのつなぎ目は、2階分ぐらいの高さで、
エレベーターの機械室などになってるんだよ。
そこはビル全体の、空気が外部から循環してるところで、
他の階の様に、密閉区画ではなくて、いわば風通しがいい。
崩壊直後に、60数階と30数階から煙が出てるのは、
衝撃波がいち早く解放区画に伝わったんだよ。
それに高層ビルが火災に弱いのは、まさにアメリカで1900年代初めに
単なる火災で十数階のビルがことごとくつぶれてしまった、ことで
知られるようになったんだよ。だから、鉄骨を耐火皮膜で覆って、
少しでも長持ちするように決められたんだよ。
日本のビルでも火災への耐性の要求規準は、上から10階分は1時間(えらい短い)
一番下でも3時間。これ以上火にあぶられたら、倒壊を防げない規準だ。
まあ、スプリンクラーが作動して、幸い大火事は
超高層の大火事は殆ど一軒も(スカイシティ南砂くらい)おきてないんで、
崩壊をまぬがれてるだけだよ。
コア柱と側柱が熱で、座屈してそれより上の階が、1階分落下すると、その衝撃は
すさまじいものになるよね。人間が1メートル下にコンクリに飛び降りると、
減速加速度は重力の何十倍にもなるわけで。それと同じ。
南棟は最初折れるように崩れていったのはよく映ってるけど、
北棟も南方向に最初折れるように沈んでったんだよ。
崩壊の5分くらい前から、飛んでるヘリから、北棟上部が
南西方向に傾斜してきてます→かなり傾いてます→倒壊の危険性(→崩壊)
という報告も入っている。ついに重さを支えきれなくなったんだよ。
北棟では、飛行機が飛行機が突入した北面ではなく、反対側の南側(特に南西側)
が火勢が強かったのはビデオを見ると分かる。
ちなみに、417メートルの貿易センターの重さは一本40万トンくらい。
150メートル以下のクフ王ピラミッドは下は広がってるけど、600万トン。
スカスカなんですね。
なお、日本初の高層ビル、霞ヶ関ビルでも建設当時羽田の飛行機が突っ込んだ場合、
数時間全く消防隊が消火できなかった、例外的な場合には、崩壊するだろうと
計算されていたんだよ。