現在地 HOME > 掲示板 > 戦争37 > 642.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: フィリピンの大統領辞任要求反乱は、「政府がミンダナオで“自作自演”の爆破テロを起こし、イスラム勢力との対立扇動や米軍の活動強化に利用したこと」に激怒したもの [ANNニュース+新聞記事転載] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 7 月 27 日 15:33:18)
2003.07.27
Web posted at: 14:33 JST
- CNN
マニラ(CNN) フィリピンのマニラ首都圏マカティ市で27日午前3時(日本時間同4時)ごろ、武装した国軍兵士約30人が大型ショッピングセンターの一角にある高級ホテル兼マンションなどを占拠した。デパートや高級ホテルに爆発物を仕掛けたと声明を出し、アロヨ大統領の辞任を要求している。これに対してアロヨ大統領は同日午後5時までに投降するよう通告した。
アロヨ大統領はテレビ演説し、午後5時までに投降しなければ、「適切な武力行使」で「謀反兵」を逮捕するよう軍参謀本部に指示したと述べた。
兵士らはクーデターを計画したとしてアロヨ大統領が26日夜に逮捕命令を出した将校グループ。グロリエッタ・ショッピングセンターの一画を占拠し、ラスタン・デパートとホテル・インターコンチネンタルにプラスチック爆弾を仕掛けたと宣言している。地元テレビを通じて放映した声明ビデオで、アロヨ大統領を含む政府指導者の辞任を求めた。
同ショッピングセンター上層階にはホテル兼家具付きマンション「オークウッド」があり、国際協力事業団(JICA)や世界保健機関(WHО)、オーストラリア大使公邸などが入居。ピアス駐比オーストラリア大使のほか、JICAの日本人スタッフなど、数十人が人質となった。
武装兵たちは同日午前8時半(同9時半)ごろから、子供や女性を中心に居住者やホテル宿泊客を次々と解放。ピアス大使の安全も確認されたという。
フィリピン軍は、武装兵たちを国軍兵士と確認。情報機関筋によると、グループのリーダーは士官学校を95年にトップで卒業したエリートという。
武装兵たちは商店街占拠の理由として、イスラム勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)やアブサヤフなどに軍が爆薬を密売している、アロヨ大統領は政権続投のため8月に戒厳令布告を計画している、などと主張している。
フィリピン軍内ではこのほど、給料など待遇をめぐる不満と、イスラム勢力掃討のための南部駐留長期化などに不満が高まっており、将校グループによる反乱計画が噂されていた。
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200307270007.html