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(回答先: アメリカ大統領選挙と北朝鮮の核戦略 投稿者 DOMOTO 日時 2003 年 7 月 20 日 17:58:44)
【ニューヨーク20日共同】20日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、北朝鮮が兵器転用可能なプルトニウムを抽出できる二つ目の核燃料再処理施設を建設した可能性があると報じた。最新の諜報(ちょうほう)活動に基づく情報を入手した米国とアジアの複数の当局者が明らかにした。
米当局者は新施設の存在を断定していないが、同紙は今後の米国の対北朝鮮外交や、限定的攻撃などの「軍事オプション」も視野に入れた検討作業に影響を与えると指摘。米当局から情報提供を受けたアジアの当局者も「重大な問題」との認識を示したという。
同紙によると、北朝鮮周辺でこの数週間、センサーが、使用済み核燃料棒の再処理を開始した際に大気中に放出される放射性ガス、クリプトン85を探知。コンピューターによる最近の解析で、ガスの発生源は寧辺の再処理施設ではなく、北朝鮮の山間部に極秘に建設された別の施設の可能性が浮上した。
米中央情報局(CIA)などは、大量の再処理作業は寧辺の施設だけでは不可能との判断に傾き、別の施設の存在に着目していた。
米当局者はニューヨーク・タイムズ紙に「北朝鮮は重要な軍事施設を複数に分散させる傾向があり、第3、第四の再処理施設がある可能性もある」と指摘している。
同紙によると、北朝鮮当局者は今月上旬の米国との非公式協議で、約8000本の使用済み核燃料棒の再処理を完了したと伝え、速やかに核兵器製造に着手する方針を表明していた。