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(回答先: 北朝鮮核問題:米朝が非公式対話に同意 米紙報道 [毎日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 8 月 03 日 19:54:59)
米国務部のリチャード・バウチャー報道官は1日、「ブッシュ米政権は、北朝鮮核問題の解決に向けた南北と米日中ロの6国間協議の枠内で、米国と北朝鮮が非公式に2国間協議を行う方策を受け入れ、今回の会談で北朝鮮に前向きな提案を行う予定だと明らかにした。
米国のこのような立場は、北朝鮮との2国間協議を一切拒否し、先に核を放棄するよう強調してきた従来の方針を緩和したもので、6国間協議の見通しが多少なりとも明るくなるものと分析される。
バウチャー報道官は「米国は、多国間協議では当事者なら誰でも他の当事者に望んでいることを話す機会が多いということを、公式声明や中国などとの会談で言明してきた」と述べた。
スコット・マクレラン米大統領報道官も「多国間協議では、北朝鮮または他の当事者が、他の協議参加国に直接話をする機会が常にある」とした。
バウチャー報道官はまた、「少なくとも米国は進展の可能性を(北朝鮮に)提案する方式で今回の会談に臨む方針」とし、「米国は米国の考えをいくつか提示するはず」とした。
同報道官は、北朝鮮が核を放棄する場合、不可侵の保障と共に、北朝鮮が国際社会から相当な利得を得られることを強く示唆した。
一方、米日両政府は、北朝鮮の核開発計画の全面的放棄の実現に向け、中国とロシアが加わる「多国的核査察団」の構成を進めていると、読売新聞が3日報じた。
読売新聞は、米日両政府の消息筋の話しとして、「多国的核査察団は米中ロなど、北朝鮮核問題の解決に向けた6国間協議に参加する国の核専門家で構成される」とし、「米日両政府は多国的査察団に北朝鮮と友好関係にある中国とロシアを加えることで、北朝鮮が核査察を受け入れるほかない環境作りを狙っている」と報道した。
米日両政府は、多国的査察団の査察対象を国際原子力機関(IAEA)が査察していた寧邊(ヨンビョン)の核関連施設にとどまらず、未申告のプルトニウム関連施設、ウラン濃縮関連施設、核弾頭起爆装置の製造及び実験施設に拡大するという基本構想を持っていることが分かった。
先週、中国と韓国を経て日本を訪問したジョン・ボルトン米国務次官は、北朝鮮の6国間協議の受け入れ方針と関連し、日本政府の高位関係者と会談し、特に北朝鮮に対する核査察の強化問題を主な議題にしたと、同紙は報じた。
ワシントン=朱庸中(チュ・ヨンジュン)特派員
東京=鄭権鉉(チョン・グォンヒョン)特派員
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/08/03/20030803000026.html