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「ウラン購入疑惑は米政権の情報操作」 元大使が寄稿
米国がイラク戦争を正当化する根拠の一つに挙げた「アフリカ・ニジェールからのウラン購入疑惑」について、米中央情報局(CIA)から真偽鑑定の依頼を受けて、現地で調査していた元大使が、6日付ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿、ブッシュ政権が「イラクの脅威を誇張するため、核兵器開発計画をめぐる情報をねじ曲げたとしか考えられない」と告発した。
寄稿したのは、イラク駐在経験もあるジョセフ・ウィルソン元ガボン大使。02年2月、CIAから現地入りして調査してほしいと依頼を受けた。ニジェール政府の元・現高官ら数十人から聞き取りした結果、「監視体制が厳密で、そんな取引ができたという可能性は極めて疑わしい」との結論に達し、帰国後、CIAと国務省に口頭で報告した、という。
ウィルソン氏は「もし私の情報が、イラクに関する既定方針にそぐわないから無視されたというのなら、我々は偽物の口実で戦争を始めたという論も十分成り立つ」と疑問を投げかけている。 (07/06 23:00)
http://www.asahi.com/international/update/0706/009.html