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(回答先: 「共産主義者」の主体性を問う…共産党における疎外された「性」と延命策「綱領改正」(不和報告) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 7 月 03 日 02:18:06)
革マル派機関誌解放最新号(第1776号 2003年7月7日)
http://www.jrcl.org/
「セクハラ事態」
「胸おどるロマン」のゆくえは?
二十一世紀の新たな時代にむけて党の綱領改定案を採択した七中総、その討議が終わった翌日の六月二十四日。日本共産党の市田書記局長は、筆坂秀世参議院議員の中央委員罷免と議員辞職、そして党のあらゆる役職からの解任を発表した。なんでも、筆坂センセイが「酒席」で「セクハラ行為」をはたらいた、セクハラは「社会的にも、わが党の規約にてらしても、許されない」というのが、その理由。
筆坂といえば党の常任幹部会委員にして政策委員長。市田が病気の時は書記局長代行も務めて、不破の訪中にも同行。不破の茶坊主よろしくTVの討論会などで日共の政策をペラペラとまくしたてるのが取り柄の、党にとっては大事な顔≠フ一人。つい最近も、イラク復興支援の常任幹部会声明の発表に尽力していたところ(本紙第一七六九号五面参照)。はてさて、これはまったく、どうしたことやら。
推論その1。「酒席」にいたとされる女性は実は公安のスパイで、日頃から女グセの悪い筆坂のスキを狙っていたが、ついに筆坂が色仕掛けの作戦にはまってしまった。党中央としては、なんとかこの女性のシッポをつかもうとしたが確たる証拠がなく、筆坂じしんが犯行≠認めたので、やむをえず処分に踏みきった……。
推論その2。新たな綱領改定案の採択をめぐって、旧所感派などの生き残りが反発した。革命の最後的放棄にむけてあくまでも綱領改定を強行しようとする不破の中央にたいして、小林栄三らが、すでに日常茶飯事となっていた筆坂のセクハラをも槍玉にあげて抵抗。そこで不破は、綱領改定案を押しとおすことと引き換えに筆坂のクビを切ることで、古参官僚の妥協をとりつけた……。
推論その3。本来ならば友党としてふるまうべき日本共産党が先頭になって「北朝鮮の脅威」を煽りたてていることに頭にきた金正日が、ひそかに喜び組≠フ一員を日共内部におくりこんで筆坂を手玉にとった。さすがに恥ずかしくてそこまでは公表できない日共中央は、女性の「プライバシー」の擁護を盾にして、すべてを隠蔽している。党内では、政策委員長の誤りを「克服」するために、ただいまセクハラ防止政策を検討中……。
しかし、記者会見の時の志位委員長や市田書記局長の表情を見ていると、もうまったく元気がなくほとんど死人のよう。「セクハラ」といっても、その具体性を何も公表しないものだから、記者からは「国民の知る権利はどうなる!」「国民への説明責任は?」と突っこまれていよいよ立ち往生。どうやら、さまざまの条件はあるにせよ、党外からの「挑発」にひっかかったというより、事の直接性はもっと単純明快、ひときわ俗人的で質の低い自滅型≠フ不祥事、ということ。この筆坂の「セクハラ事態」は、日共中央にとって、まったく「予測」も「おそれ」も察知できなかった、というところ。(以下略)
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