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(回答先: 北朝鮮アナに「気迫」説く教本 絶叫調の裏に総書記教示【いつも聞きながら笑ってる。あの絶叫調が、もっと自然な語り口になるのは何時のことか、、。】 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 6 月 15 日 10:52:22)
北朝鮮の絶叫調アナウンスは、太平洋戦争中の日本放送協会のラジオ放送とそっくりである。当時の報道番組では、ことに日本軍の戦果を報道する際には、ことさら語気を強め、怒鳴るような口調で原稿を読んだ。放送局内ではこれを「雄叫び調」と呼び、本来、原則的に感情の表出はよくないとされていたアナウンサーたちはみな嫌ったが、軍部の強制により仕方なくやっていた。陸軍情報部の将校が一人一人のアナウンサーをテストし、「鬼畜米英」などの言葉を強く、憎憎しげにしゃべらされ、それが十分でないとニュース番組の担当を外されたり、左遷されたりしたという。戦争が末期に近づくほど「雄叫び調」は激しくなった。新潮文庫の『志村正順のラジオ・デイズ』(尾嶋義之著)に詳しい。
犬が吼えるのは恐怖心の表現である。