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(回答先: 【米中首脳会談】北朝鮮「米朝の接触」要請、多国間協議の条件として [朝日新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 6 月 02 日 23:45:06)
【エビアン飯田和郎】中国の胡錦濤国家主席は1日行ったブッシュ米大統領との会談で「両国は共通の利益を分け合うことができる」と強調し、安定した対米関係の構築に強い意欲を示した。初の会談で北朝鮮の核兵器開発や台湾など具体的内容に言及するなど、実務的な付き合いを重視する姿勢を見せたともいえる。
胡主席は就任後、いきなりイラク戦争や新型肺炎SARSの拡大という「試練」に直面した。国連決議なしにイラク攻撃に踏み切った米国を正面から批判しなかったように、米国との摩擦を広げたくない思惑がある。
新政権は国内の経済建設を進めるために、安定した国際環境を必要としている。とりわけ、超大国・米国との良好な関係は不可欠だ。胡主席の発言は江沢民前主席時代からの対米協調路線を継続する意志を大統領に直接伝えたものでもある。
大統領もSARS対策について胡指導部の対応を高く評価するなど配慮を示した。米国も大量破壊兵器の拡散阻止に向けて、北朝鮮に依然、強い影響力を持つ中国の協力は欠かせない。
もちろん、米中間には台湾や人権・宗教問題など立場が異なるテーマは数多い。「かつてないほど良好な状態」(中国外務省高官)にある米中関係をどのように持続させるかが両首脳の今後の課題となりそうだ。
[毎日新聞6月2日] ( 2003-06-02-12:40 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030602k0000e030051000c.html