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(回答先: 米露首脳、北朝鮮とイランの核開発阻止で一致 −讀賣新聞 投稿者 怪傑 日時 2003 年 6 月 01 日 18:26:02)
【サンクトペテルブルク=高木雅信】小泉首相は31日の中国の胡錦濤国家主席との首脳会談で、北朝鮮に対する貿易の規制強化の一環として、大量破壊兵器の開発につながる物資の輸入や麻薬の輸出などの違法行為の取り締まりを強化するよう中国側の協力を要請する。首相同行筋が30日明らかにした。胡主席も同意する見通しだ。
日本政府は、北朝鮮が中国などの第3国を経由して不正物資を輸出入することを警戒し、韓国、タイなどアジア諸国と連携を強める方針を固めており、中国との協力はその中核となる。
小泉首相は23日の日米首脳会談で、「違法行為の規制、取り締まりを一層強化する」と述べ、日本が貿易面で現行法を厳格に適用する方針を説明した。日中首脳会談では、同様の方針を表明したうえ、核やミサイル関連品、麻薬・覚せい剤、偽造通貨などの違法行為を摘発するため、中国の協力を求める。
両政府は、北朝鮮が不正品を中国から直接輸入したり、日本などから中国を経由して輸入したりするケースを想定。今後、局長級協議の定期開催や専門家の交流などを実施する予定だ。
(2003/5/31/03:04 読売新聞 無断転載禁止)