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【ワシントン=森安健】イラク強硬派として知られるウルフォウィッツ米国防副長官が、米誌に「大量破壊兵器の発見が役所の間で唯一合意できる点だったことから(対イラク開戦の)理由となった」と語っていたことが29日明らかになった。米国がイラク戦争の大義名分として掲げた大量破壊兵器の発見が政権内の内部事情で決まっていたことを示す発言で、開戦の動機を疑う声が一段と強まりそうだ。
同副長官は家庭情報誌の「バニティー・フェア」のインタビューに答えた。大量破壊兵器の発見と並ぶもう1つの「大きな」開戦理由にも言及し、イラク問題に決着をつけることでサウジアラビアの駐留米軍を全面撤退させる狙いがあったと述べた。
副長官は「米軍の存在はサウジ政府にとって大きな負担となっていたし、アルカイダにとっても新たなメンバーを集める原動力となっていた」としている。テロ組織を率いるとされるウサマ・ビンラディン氏は、「聖地」であるサウジから米軍を追い出すことをテロ攻撃の目的としている。 (11:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030530AT2M3000D30052003.html