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(回答先: 米兵標的に攻撃相次ぐ バグダッド周辺、市民も巻き添え (Asahi.com) 投稿者 彗星 日時 2003 年 6 月 22 日 17:01:20)
↑少しは効果が上がったか、私は、朝日広報にも最近の状況を総合的に報道せよと電話で求め続けてきた。皆で追撃せよ!!!!
以下は、電網で得られる朝日の最近の記事情報である。情報が入ってないのではない!
何で、これを、911以後の極彩色の扇情的なd色気違い的な写真入り、地図入り、犯人はモハメッド・アタとか、アルカイダとか何とか、やらんのか。この常時戦争犯罪商業新聞奴!
http://www2.asahi.com/special/iraqattack/democracy/030601.html
ニュース特集 > イラク戦争
【イラク戦争】
民主化
大統領の戦争
米の占領策 迷走のツケ
米復興人道支援室(ORHA)が本部を置くバグダッドの旧共和国宮殿には連日、市民生活の回復を求める抗議デモが続いている。
20日には「電気を返せ!」と叫んで電力公社職員のデモが押しかけた。参加した技術者の一人は真剣な顔で訴えた。
「われわれはこの町の電力の専門家だ。送電線がどこでどう切れているか知っている。米軍が作業の安全を確保してくれれば、2週間で復旧してみせる。そういっているのに、だれも会ってくれない。米軍は復旧する気がないのか」
□ ■
ORHAのジェイ・ガーナー室長(65)は5月初め、「ガーナーの30日プラン」を打ち上げた。
「治安回復、暫定統治機構の樹立、省庁再開、インフラ復旧などを30日以内に完成させる」という内容だった。しかしほとんど何もできないまま占領統治の実権をポール・ブレマー氏(61)に譲らざるを得なかった。
ガーナー氏はフセイン政権崩壊後ただちにバグダッド入りした。しかし治安対策など打つ手すべてがちぐはぐだった。
省庁再開を急ぐあまり旧バース党員の復帰を容認し、国民の猛反発を買った。党派の対立で、暫定統治機構の構想は一歩も進まなかった。ORHAの機構整備も遅れた。
国民は同氏に優柔不断という印象を抱いた。宮殿警備の若い米兵までが「スローアンクル(のろまなおっさん)」と軽視する。戦後処理の急場には不適格な人材だった。
ガーナー氏が連れてきたORHA幹部の「アフガニスタン発言」問題も起きた。「アフガニスタンの戦後復興の成功を見習ってほしい」と発言して国民を怒らせたのだ。
イラクは中東では近代化が進み、文明国のプライドが高い。アフガニスタンに比べられて、人々は侮辱と受け取った。イラクについての知識不足が原因だった。
ORHAは迷走した。
□ ■
ガーナー氏はラムズフェルド米国防長官に近いとされる。ORHAに派遣されたある西側外交官は「ラムズフェルド氏の考えがそもそも甘く、準備不足だった」と、三つの問題点を指摘した。
(1)早すぎた勝利で占領構想が不十分だった。
(2)国務省や国連のイラク専門家を国防総省が排除した。
(3)日独の占領経験を適用すれば成功すると軽く考えていた……。
ブレマー氏はこうしたガーナー路線の否定から仕事を始めた。
治安維持にMPを配置し、米兵の街頭展開を増強した。それだけで略奪や銃撃がかなり減った。対立を繰り返す党派勢力に見切りをつけ、暫定統治機構を棚上げして直接統治に乗り出した。旧バース党幹部の大量公職追放を決めた。
バグダッド制圧から、すでに50日が過ぎた。しかし米国は、まだ迷走から立ち直っていない。
(バグダッド=野嶋剛、松本仁一)
(朝日新聞2003年6月1日朝刊紙面)
◇
※「大統領の戦争―民主化」を終わります。
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